2021/07/17 お酒が前提の食べ物
お酒が飲めるようになってから、
正確に言うとお酒を楽しむようになってから
美味しく食べられるものが増えたと思う。
筆頭はセロリで、次点は生牡蠣。
牡蠣というと、小学生くらいの夏休みを思い出す。
私の両親は石川県出身で、母の実家は港町。
夏に帰省すると、
大人たちは毎日のように岩牡蠣を食べていた。
子どもたちも一度は食べさせてもらったけれど
一様に受け付けられず、
その場はなんとか飲み込むものの
二度と手を出さないという感じ。
私も「牡蠣はどうにも受け付けない」と思って
子どもの頃はもちろん、アラサーになっても
その印象が変わらず手が伸びなかった。
それが変わったのは、30代も半ばになってから。
オットとお付き合いを始めたら
それまで以上にお酒を飲む機会が増えて、
次第に"飲む"が"楽しむ"に変化していった。
そして、"お酒と一緒に"という前提となると、
食べ物の意味づけが私のなかで変わった。
冒頭に書いたとおり、筆頭はセロリ・次は生牡蠣。
モリモリと食べられるセロリと違って、
生牡蠣は今でも数が食べられるわけではない。
でも、お店のメニューで見かけると
大きさに合わせて1~2個は楽しむようになった。
今日は、オットと出かけた日本酒バーで
私の手のひらくらいありそうな大きな岩牡蠣を
美味しくいただいて帰ってきた。