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禁煙するのに電子タバコは意味ない(本数減らすならアリ)

ニコチンとタールフリーで吸いごたえも感じられるvape。もしかして禁煙に良いんじゃ?と思うかもしれません。

実際に使った結論、旨味はあるけど禁煙には有効ではないです。ただし本数を減らす目的ならアリかなという感じ。使い方次第ですが。


vape3の外観

僕が買ったのはvape3という電子タバコです。今出てるvapeの中では一番新しいやつですね。

右のカートリッジをつけるだけでもう吸える状態になります。特にボタンとかなく、”差す→吸う”ですぐ吸えます。

リキッドは別途購入して中に注入する感じ。今は本当にいろんな味が出ています。

スターターキットを購入した場合すべてそろっていて、そのまま吸えます。リキッドもすでにカートリッジに入っています。

ちなみにですけど、ファッションとして吸うとか、水蒸気の旨味を感じたいっていうならvapeは普通においしいですよ。味も色々なのありますしね。

完全禁煙には効かない。なんなら逆効果まである

本題ですが禁煙にはほぼ意味ないというか、なんなら逆効果まであります。

ニコチンが入ってないので体にガツンとくる感覚はありません。

電子タバコはみんなキックとか吸いごたえアピールされますけど、伝わってくる感覚は喉の辺りまで。

中途半端に満足できない状態が続いて、ますます紙・加熱式吸いたくなります。

例えば、ガツンとカルビが食べたいのに、太っちゃうからって脂肪分の少ないハラミ食べてるとしますよね?結局、「あ~やっぱカルビも食べたい」というマインドに。

なら最初から何も食べない方がいいです。

口寂しさを紛らわす電子タバコですが、逆にいつまでも口寂しさを忘れられない状態を保つ危険性があるわけです。

スッパリやめてタバコの事考えない時間を作った方がグっと禁煙率は上がるんじゃないでしょうか。

電子タバコのデータは海外のものばかり。あてにならない

vapeもそうだし、電子タバコ自体歴史が浅くてほとんどデータがありません。

あるとすれば海外のソースですが、あっちの電子タバコはニコチン入なので状況が全く違います。しかも加熱式と電子タバコ混同している記事もあってマジで信用性に欠けます。

ただ、日本だと国立がん研究センターが調査を行ったそうです。

電子タバコ使用による禁煙の有効性は低く、電子タバコを使用した人は、使用しなかった人よりもタバコをやめられた人が38%少なく、電子タバコが禁煙の成功確率を約1/3低下させていることが示されました。一方、禁煙外来を受診して、薬物療法(ニコチンを含まない薬の処方)を受けた人では、禁煙の成功確率を約2倍に上昇させていることが示されました。

この記事によると禁煙外来に行った人は2倍の成功率。一方で電子タバコ使った人の方が禁煙成功率が低いという内容だったそうです。

ぶっちゃけコレもいまいち良く分かりません。今では禁煙外来は禁煙用の薬は処方されてませんし、対象者も800人しかいないので参考程度です。

紙・加熱式と並行で本数減らすには良いかも

vapeの上手い使い方ないかと考えたのですが、それは本数を減らすことです。

vapeで完全禁煙というのは難しいですが、ふとした瞬間に紙・加熱式の代替えとして吸うには良いかなと。とりあえず本数を減らす役に立つと思います。

あと、家族にうるさく言われてるだけで元々止める気ない人も、臭いが気にならず家で吸いやすいでしょう。

ただし禁煙は本数減らしたり、低タールに切り替えてく方法は微妙とされています。スパッとやめるのが一番良いって医者は言ってますから。

まあそれは理想論というか、ガンガン吸ってる人がいきなし完全禁煙するのは相当きついので、少しずつでも禁煙に向かっていきたい人は並行利用もいいのではないかと思います。

禁煙パッチや禁煙外来の有用性

パッチは僕も持ってます。vapeを吸うよりはニコチン的な満足度は高いです。禁煙効果も確実にあります。

一方、人によっては気分が悪くなったり、発布箇所が少し重だるくなったりします。

使い方はパッチ20→10→ニコチンガムと徐々に弱い物にしていく感じ。詳しく知りたい方は下記参照。

そして禁煙外来ですが、薬に問題があったとかで処方できないので、どこまで効果あるか分かりません。処方されるパッチは普通にアマゾンで買えますし。

通院している分意志は固くなるでしょうけどね。

てことでvapeなど電子タバコで禁煙するのはきついよ、でも本数減らすには良いよって話でした。


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