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今日は「山の図書室」オープン日。もうすぐオープン1ヶ月!
おはようございます。
今日は「山の図書室」オープン日。10時~15時でお待ちしています。
欠品していたオリジナルブレンドコーヒー「読書ブレンド」が入荷しています。
松江市の「カフェクベル」さんにブレンドしていただいた、飲みやすい口当たりの味わい。コーヒー好きな方、読書のお供にいかがでしょうか。
もうすぐ「山の図書室」がオープンして1か月。
ドキドキしながらのオープンでしたが、日々登録してくださる方がいらっしゃって、本との出会いを楽しんでくださり、とても嬉しく思っています。
同じ本を別の方が借りられたりすると「おおっ」と思いますし、読み終えた感想もまた聞いてみたいなあと思っています。
月曜・金曜に返却される際には、ぜひ感想を聞かせてくださいね。
来週から始まる「雑貨屋さんがやってくる!」の時にはまた違うセレクトで本を並べる予定ですので、一度いらした方もぜひ、お越しください。
では今日も、「山の図書室」の蔵書からおすすめ本のご紹介です。
「東京會舘とわたし」 辻村深月 著
大正11年に「社交の殿堂」として丸の内に創業した実在の建物「東京會舘」。その歴史とそこで働く人、訪れる人の物語が連なった群像劇です。
実はこの東京會舘は、私が大好きな某歌劇団のOGさんのディナーショーが行われたり、観劇と食事のイベントがあったりと、とてもゆかりの深い場所。なので、より思い入れを強く持って読み進めました。物語の中にも越路吹雪さんのエピソードが描かれています。
行ったことがないのにもかかわらず、階段の風景とか大理石の質感とかが何となく伝わってきて、あっという間に読み終えてしまいました。
太平洋戦争、東日本大震災など、困難を乗り越えて今に至るのか…と思うと、また違う気持ちで建物が見えてきます。
個人的に、こういう、オムニバス形式のようでつながっている…という描き方がすごく好き…おすすめです。
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