3日間のマーケット終了しました。かかわってくださったすべての皆さまありがとうございました!
おはようございます。
先週、3日間にわたり開催した「うつわと暮らしを楽しむ秋」の直接販売マーケット。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
会期中もこちらのnoteでお伝えしていましたが、お天気に恵まれ(強烈な雨女がいるにもかかわらず!)、施設を開け放って風を感じながら開催できたこと、予約制により皆さまじっくりと作品をご覧いただけたこと、何より会場の「オープンスペース美南」さんの素晴らしい建物とお庭を楽しんでいただけたこと、本当によかったな…と感じています。
皆さま、うつわとゆっくり対峙され、たっぷりじっくりと悩んでレジにお越しいただき、ニコニコの笑顔で帰って行かれたのが印象的でした。
買うものを決めてきたのに、うつわを目にすると迷って迷って、結局全然違うものを選んでしまった、という方(分かります!!)、入ってこられた時の印象と、選ばれたうつわがぴったり!という方、意外!という方、いろんな方がおられて楽しかった…久しくオンラインだけで活動をしていた私たちにとっても、直接お客さまの反応を目の当たりにするのは久しぶりの感覚でした。
うつわを大切にされている方は、きっと暮らしそのものも豊かで楽しいものなんだろうな…と、ご来場いただいた方々の表情を眺めながらじんわりと嬉しく感じておりました。
また皆さんアルコール消毒、マスク着用にご協力いただき、こちらもありがとうございました。
作品を届けてくださった作り手の皆さま、鹿糠さん・がっちゃん畑さん・ながせファームさん・うすの会さんなど、おいしい島根の食を提供してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
それから、3日間にわたり素敵な本の世界へいざなってくださった「とらねこ図書室」さん。本に添えられたわくわくするようなコメントに、皆さん「本があるっていいね」とおっしゃっていました。
最終日、お客さまでいらっしゃった方が「とらねこ図書室」さんを見て、「絵本を寄付したい」とおっしゃり、素敵な絵本を段ボールにたくさん、会場に持ってきてくださったんです!思わず「嬉しいね!!」と大喜びしました。なんという善意…なんという気持ちのつながり…という感じで、ひとりうるうるしておりました…本当にありがたい。
ここからまた「とらねこ図書室」さんの一歩がじっくり、ゆっくりと進むと良いなあ、と願ってやみません。
「オープンスペース美南」オーナーさんには準備段階から密に連絡をとっていただき、細かな質問にもていねいに答えていただきました。
こうした展示販売のイベントは初めてのことでとても緊張されていたのですが、古民家の持つ懐の深さに、皆さん「いい時間だった」「素敵な建物でした」とおっしゃっていました。
普段山の上の施設で活動をしているので、斐川平野の空の大きさや風の流れは新鮮な驚きでした(風景が違うと、作品も違って見えたり)。そんな周りの風景や古い建物の趣に助けられ、とても良い空気感の中で開催できたのではないかと思います。
特に最終日には、お隣、近所の方がいらしてくださり、オーナーさんに建物を案内してもらったり、お庭で談笑されたりしていて、ほほえましかったです。
オーナーさんは「本日はおめでとうございます!」と言われていて、「斐川っぽい…」と笑ってしまったけれど、そういえば斐川には古くから、「家を新築したら、部屋を隅々まで近所の方に見せる風習がある」のでした。道理で皆さん、自然な感じで家のあちこちを見ておられたわけだ…と後から一人で納得してしまいました。
これから始まる「オープンスペース美南」という空間の方向性を、周りの住民の皆さんに知っていただく機会でもあったのかな…と思うと、ちょっとお役に立てたかな、という気もしています。頑張ってほしい!
お礼は尽きませんが、引き続き暮らしや地域を発信するNPOとして、皆さんにゆっくり、考えながら楽しんでいただけるような企画を作り続けていきたいなあ、と感じた3日間でした。
大小さまざまに課題や反省はありますが、これを今後に活かせるよう努めたいと思います。
かかわってくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました!
さてこれから、搬出しきれなかった什器の片づけや、検品・作り手の皆さまへのお礼など、またあわただしい日常が始まります。
ぐぐっと寒くなってきて、風邪をひきやすい季節。
皆さまもどうぞ、体調管理に気を付けながら、良い1日をお過ごしください。
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先週の「時々、コラム」はデザインのお話。嬉しいことがつながって、とても温かい気持ちになりました。良かったらご覧くださいね。
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