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2024うつわイベント・海と土のにおいを感じるうつわたち。「牧谷窯」さんの練り込みのうつわをご紹介します。

おはようございます。

本日、「シマシマしまね」「山の図書室」オープン日です。10時~15時、「オープンスペース.美南」にてお待ちしています。

ようやく、少しずつ過ごしやすくなってきました。和室も開放していますので、ゆっくりと読書をお楽しみくださいね。

さて、10月24日(木)~27日(日)開催のうつわイベント。

少しずつ、当日ご覧いただくうつわの作り手や、調味料・食材のご紹介を始めてまいります。

今日は、先週にも少しお伝えしましたが、鳥取県岩美町の「牧谷窯」さん。杉本義訓さんによる、「練りこみ技法」の作品たちです。

「練りこみ技法」とは、いろいろな色の粘土を重ねたり組み合わせたりして模様を描く特殊な技法のこと。もう何度もご紹介していますが、あらためて作品を見ると、「これが…どう組み合わせたらこういう模様になるんだろう?」と、ただただ感嘆するばかり。

とにかく時間と手間がかかる技法で、だからこそ出来上がった作品の美しさが際立つのですが、牧谷窯さんのうつわにはそれに加えて、土の持つあたたかみ・大胆さ・繊細さが共存している気がします。
ひと言で言うと「カッコいい!」という感じではあるのですが、でもやっぱりひと言では言い表せない表情の豊かさがありますので、ぜひ直接作品をご覧いただきたいと思います。

毎年素敵な模様の作品をお預かりしていますが、今年も多様なバリエーションのうつわが揃いました。

牧谷窯さんの作品、うつわは定番の形があり、例えば「角鉢・中サイズ」や「楕円皿・大サイズ」など、大きさが決まっています。ですので、毎年1枚ずつ同じ形のうつわを買い足していくという方も、いらっしゃいます。

同じ形のものはスタッキングできるので、食器棚の中でも場所をとりません。とはいえ、模様が素敵なのでつい、食器棚から出して飾りたくなってしまうのですが…。

人気の「7寸皿」は万能に使えて、特にカレーやパスタなどにぴったり。少し深さがあるので、汁気のある料理に向いています。一見すると派手な模様も、食材を盛り付けるとしっかりお料理を引き立ててくれるのが、とても不思議なのですが、本当に「いい」んですよ~。パステルカラーのうつわなんて普段はあまり選ばない色なのに、牧谷窯さんのピンクやグリーンはこっくりしていてすごく魅力的なのです。

また、今回は4寸、5寸といった小さめの丸いお皿もお預かりしていますので、たくさんの模様の中からお好みのものをお選びください。

とりわけ皿としても重宝する丸皿。

そうそう、昨年からリクエストしていたカップも並びます!ころんとした形がとってもかわいくて、市松模様(もちろんこれも練り込みによるもの)がアクセントになっています。

果物を盛り付けても素敵。

岩美町の海をこよなく愛する、杉本義訓さんのつくるうつわたち。計算された柄と形なのに、おおらかで、海や土のにおいがしてきそうな、味わい深い作品ばかりです。どうぞ、お楽しみに!


◆うつわイベントについて
◎日時:10月24日(木)~27日(日)11時~16時(最終日は15時まで)

◎窯元・作り手一覧
島根の作り手
・宮内窯(江津市)/・嶋田窯(江津市)/・永見窯(雲南市)/・袖師窯(松江市)/・吉田製陶所(浜田市)/・元重製陶所(江津市)/・鳥ヶ丘製作所(大田市)

鳥取の作り手
・牧谷窯(鳥取・岩美町)/・田中ちあき(鳥取・倉吉市)/・陶工房アッシュワーク(鳥取・米子市淀江町)

全国の作り手
・朴禾(広島)/・古谷製陶所(滋賀・信楽)/・スギウラ工房(愛媛・砥部)/・祥公窯【紬器】-tumugi-(兵庫・丹波)/・雅樂窯(福岡)/・陶眞窯(沖縄・やちむん)/・中嶋窯(秋田)

◎おいしいもの一覧
・男鹿の塩(秋田)/・ジャム(愛媛)/・粒マスタード(福男)/・浜比嘉の塩(沖縄)/・王朝みそ(沖縄)/・塩みかん(愛媛)/・チャツネ、ドレッシング(福岡)/・チーズ(滋賀)/・はちみつ(広島)/・パッションフルーツカード(沖縄)/・白味噌(篠山) など

※そのほか、島根のおいしいものもたくさん!定番品からイベント限定のおいしいものまで、幅広くご紹介します。

◎日替わりのフード出店もあります!
・10月25日(金)…菫珈琲店・こちかぜ(創作和菓子)
・10月26日(土)…スパイスカレー(U-spice)
・10月27日(日)…沖縄フード弁当(&)


◎Instagramのハッシュタグ企画も同時開催中!
「#うつわと調味料2024」をつけて、うつわとの暮らし、うつわのある風景を投稿してください。抽選で素敵な特典をご用意しています。一緒にイベントを楽しみましょう!
詳細はこちらからどうぞ。

うつわの盛り付け動画もYouTubeにUPしています。こちらもぜひ、ご覧ください。


先週末の「時々、コラム。」は「え、ドーラ年下?!の衝撃から思うこと」というタイトルで、50歳という年齢を重ねたことについての雑感をいろいろと綴っています。

良かったらこちらもぜひ、ご覧くださいね。

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