大好きな宍道湖をきれいに撮影したい!おすすめ撮影スポット「宍道湖八景」、選んでみました。
島根を代表する風景スポット、宍道湖。
面積は79 km²、周囲をぐるりと測った長さは 47 km。
四季折々に美しい表情を見せてくれるだけでなく、松江・出雲の人々の暮らしに根差した、日常の中にある湖です。
くらしアトリエも松江市内に暮らしているスタッフが多く、宍道湖は毎日当たり前に見ている風景なのですが、日ごとに変わるその美しさにはいつもはっとさせられます。
そんな宍道湖がきれいに見えるおすすめの場所をくらしアトリエなりにセレクトして、オリジナルの「宍道湖八景」を作ってみよう、と思い立ち、このたび動画と地図を製作しました!
こちらがYouTube動画です。(チャンネル登録してもらえると嬉しい!)
先日から撮影や動画編集にいそしんでおりました。たくさんの方に見ていただき、お出かけの参考にしてもらえたら嬉しいです。
「宍道湖八景」では、いろいろな角度から宍道湖を楽しむ場所を8つ、厳選してご紹介しています。
もちろん、他にもきれいに見える場所はたくさんありますし、過去に選定された「宍道湖水辺の八景」などもあるので、そちらも参考にされてもいいかと思います。
ただ、くらしアトリエならではのものをセレクトしてみよう、と思ったのには理由がありまして…。
駐車場がなくて路肩に停めないといけなかったり、危険だったり…そういう場所では落ち着いて撮影できないよね、ということから、他の方に迷惑をかけることなく、心おきなくじっくりと撮影ができるところのみを選んでいます。
(これは、くらしアトリエスタッフがいつも風景などを撮影する際、路肩に車を停めなければならない状況だとずっとそわそわして集中しにくかったり、場所を占有したりするのが苦手、という悩み?から生まれた基準とも言えます。そういう人でも安心して撮影ができたら、きっと楽しいだろうな、と思ったので…)
具体的には、
◎駐車場があること
◎トイレや休憩する場所があること
を前提としていますので、参考にしてみてください。
こちらが「宍道湖八景」くらしアトリエおすすめスポットのマップです。
数字をクリックすると場所の簡単な説明を読むことができますが、このコラムでは写真も添えて紹介していきますね。
①宍道湖大橋からのシジミ漁の風景
現在、松江市役所前の遊歩道は工事中のため、歩くことができませんが、東側の宍道湖大橋北詰~橋の上あたりから、じっくり撮影することができます。
この場所は、特に朝がおすすめ。
シジミ漁船が繰り出し、漁をする様子を見ることができます。
船のモーター音や、ガシャガシャとシジミを選別する音など、湖から聴こえる音も楽しめます。
朝の宍道湖大橋、特に8時前後は、通勤・通学の車や自転車でごった返すにぎやかな時間帯です。
慌ただしい日常と、宍道湖ののどかさが共存していて、いかにも松江らしいスポットだなあ、と思います。
②宍道湖ふれあいパーク
国道9号沿いにある公園です。
松江から出雲方面へ向かうと、右側に駐車場が見えます。アクセスがいいのもおすすめポイント。
西側の広場からも宍道湖がきれいに見えます。
東側の遊歩道からは湖岸に降りることができるので、より近くに宍道湖を感じる写真が撮影できます。
※綺麗に整備されてるところもありますが、場所によっては狭い&枯れ葉やクモの巣などがあるので、通るときには十分気をつけてください。
湖の向こうに松江の市街地が見えます。
ちょっとだけ「都会っぽい」松江を感じられる、お気に入りのスポットです。
③斐川なぎさ公園
出雲縁結び空港の滑走路に隣接した公園で、宍道湖に伸びる滑走路を離発着する飛行機を、間近に見ることができるスポットです。
大きな空港ではないので、滑走路もどこかのんびり。
隠岐便は「自家用?」と思うくらいの小さな飛行機で、あっという間に飛んでいきます。
飛行機と宍道湖、同時に撮影できるのでおすすめ。
飛行機の時刻を調べてから出かけると、楽しいと思います!
④宍道湖グリーンパーク裏手
水鳥の生息地でもある場所で、冬場は特に、渡り鳥の撮影をする方も多い場所です。
晴れて空気が澄んだ日は、遠くに大山を望むことができます。
座る場所などもありくつろげるのですが、
トンビが多いので、お弁当など食べ物には十分に気をつけてくださいね。
⑤一畑薬師
「目のお薬師さま」として知られる一畑薬師ですが、秋の紅葉が美しい場所としても知られています。
山の上にある古刹で、こちらの「百八基灯篭」のある参道あたりから、宍道湖を遠くに望むことができます。
遠くから望む宍道湖もいいなあ、と思わせてくれる場所。「天使の梯子」も見ることができるかも。
コテージも隣接しているので、宿泊もできます。
また、駐車場から薬師へ向かう道中にあるおまんじゅうもおすすめです。
通りに面したお店がそれぞれ、いろんな味のおまんじゅうを販売されています。食べ比べてみるのも面白いですよ。
⑥道の駅秋鹿なぎさ公園
道の駅のすぐ裏手に砂浜の湖岸があり、松江の街並みと宍道湖を撮影できます。
一番、宍道湖を間近で感じられる場所かな、という印象。
コンディションが良ければ、大山もきれいに見えます。雪をかぶった大山が見事に見えるので、冬場がやはりおすすめ。
一畑電車と宍道湖を同時に楽しめるのも、この場所ならでは。
ヨットやスワンボートなどのマリンレジャーも楽しめます。
⑦宍道湖夕日スポット「とるぱ」
宍道湖と言えば「夕日」。
「日本の夕陽百選」にも選定されていて、松江の象徴とも言える風景です。
そして、夕日を見るなら断然この「宍道湖夕日スポット とるぱ」がおすすめ。
湖に浮かぶ「嫁が島」と夕日の風景は、誰もが撮りたくなる風景ですね。
湖岸が整備されているので、晴れた日は多くの人で賑わうスポットでもあります。定点観測などにもぴったりの場所。
夕日がきれいに見えるかどうかは、松江市観光協会のサイトにある「夕日指数」を参考にしてください。
⑧岸公園から見る夜景と宍道湖
⑦の夕日スポットから歩いてすぐ、県立美術館の裏手にある岸公園は、夜景をきれいに観ることができる場所。
松江の夜景はささやかではありますが、湖に浮かぶきれいな風景を楽しめます。
ネオン!繁華街!という夜景ではなく、人々が生活している灯りが作っている夜景。案外いいなあ、としみじみ思うのは、松江市民だからでしょうか。
ほかにもあの場所、この場所…まあどこから見ても宍道湖は美しいのですが、今回は「安心して撮影できる」ことに特化してセレクトしてみました。お出かけの参考にして頂けたら幸いです。
ぐるっと1周、ドライブしてみるのもいいですね。これから秋に向けてドライブ日和の日も多くなるかと思います。
松江、出雲にいらした際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◆おまけ
宍道湖と夕日、嫁が島がカップの内側にひそやかに隠れている「しまねマグ」。
湖の水面の線までコーヒーを注ぐと、ちょうどいい量で飲めます、のサインも兼ねています。
宍道湖ファンになったら、ぜひこちらのマグカップもよろしくお願いいたします!