「とのまち春のおくりもの展」イベントレポート。
おはようございます。
3月20日~24日の5日間にわたって開催いたしました「とのまち春のおくりもの展」、お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!
お天気も悪いなか、また、年度末の慌ただしい時期にたくさんの方にお越しいただき、スタッフ一同、楽しい時間を過ごすことができました。
あらためて、関わってくださった皆さまに感謝!です。
今回、本当に久しぶりの松江市内、それも観光客の方の出入りの多い殿町でのイベントということで、どんな方が来てくださるのか、どういう商品を買って頂けるのか、想像もつかないところからのイベントスタートでした。
「ギフト」というところに焦点を当てて、大切な方に何かを贈る気持ちのお手伝いができたら…という思いでスタートした企画でしたが、小さなプチギフトを中心に皆さん贈りものを選ぶという行為を楽しんでくださっていたのが伝わり、とても嬉しい気持ちになりました。
イベントの様子については先週のnoteでも綴っていましたが、あらためて少しレポートさせていただきます。
何より、会場の「おせわさんセンター」の空間が、いつも活動をしている場所とはまったく趣が異なるものでしたので、ディスプレイや動線などにもっとも気を配りました。
棚がたくさんあり、照明の雰囲気も良かったので、商品ひとつひとつにしっかりスポットが当たってきれいに見えるなあ、というのがまず感じたところでした。
飾り付けや配置などは日々少しずつ変化させ、最後まで楽しみながら、試行錯誤しながら、といった感じでした。花やグリーンを飾ったり、スポットライトを動かしたり、そういうひとつひとつもとても勉強になりました。
空間の力もいただき、いつも施設に来てくださる方はもちろん、くらしアトリエや「シマシマしまね」の存在をまったくご存じない地元の方や、県外からの観光客の方、外国からいらした方など、本当に幅広くいろんな方が中に入ってきてくださり、商品を手に取って頂けたと思います。
いちばん多かった声は「新しくオープンしたの?」「ここはずっとやってるの?」というものだったかなと思います。
新しくオープンしたお店という認識で入ってきてくださる方が本当に多くて、皆さま新しいものに敏感に反応されているんだなあ、というのを感じました。
また、入口付近をとにかくかわいく!と頑張ってディスプレイをしたので、「雑貨屋さんかと思った」「この寄せ植えは売ってるの?」という声(寄せ植えはスタッフの手作り!)もたくさんいただきました。
「こんなお店がずっとあったらいいのにね」という声もいただき、まさに「こういうお店があったらいいな」を形にしよう、とディスプレイをしたスタッフには何よりの労いの言葉となりました。ありがとうございました!
全体を通して一番人気だったのは、小さな手提げ袋にお菓子やコーヒーなどを入れた「手みやげセット」でした。
「異動の挨拶に」「引っ越し先に」「お世話になった方に」「卒業するわが子に」と、理由はさまざまでしたが、皆さん悩みながら選んでおられる様子がとても嬉しかったです。
また、ギフトをお買い求めの方にはメッセージカードを選んでいただいたのですが、こちらもたくさん悩んで選んでいただく様子が印象的でした。
選ばれるものひとつひとつに気持ちが込められているのが伝わり、お客さまの心に寄り添う商品作りができたかな?と、少し自信にもつながりました。
やはり気の置けない方への贈りものにはお菓子を選ばれる方が多く、「発酵菓子カヌカ」さんのお菓子は早々に在庫がわずかとなってしまい、ご迷惑をおかけしました。
「焼き菓子ひとくち」さんのタルトも人気で、「ひとくちさんのお菓子は…」と、めがけて来られる方がとても多かったです。
そして、4日目の夕方から急きょ、商品を届けてくださった「おやつ工房Lukka」さん。
最終日の最後まで、焼き菓子を手に取ってくださる方が多く、届けて頂いて本当に良かった!ありがとうございました。
予約販売を行った「焼き菓子工房徒歩」さんのクッキーボックスとスコーンセット、お受け取りいただきありがとうございました。
スコーンセットは当日分も少しだけご用意しましたが、「クッキーがすごく美味しかったから!」と、あらためてスコーンを買いに来られた方もいらっしゃって、連日お越しいただいたことがとても嬉しかったです。
「本当にすごくおいしかったから!どうやったらあんなに美味しく作れるんだろう」と感動しておられて、ですよね!とスタッフも共感しきりでした。
そのほか、全体を通して「コーヒー豆」「紅茶」「お茶」などの気軽に持ち帰れるものが人気だったのかなという印象です。
とはいえ、民藝や手しごとに興味のある方には「宮内窯」さんや「元重製陶所」さんなど、うつわもとても人気でした。
おかげさまでオリジナルのオーバルリムプレートは完売。丸型のプレートも多くの方に興味を持っていただけました。
また、「元重製陶所」さんは先週末にテレビで紹介されていたということもあり、「あ、これ欲しかったんよ!」と喜んでいらっしゃる観光客の方もおられました。すり鉢もおろし器も、本当に使い勝手が良いのでおすすめです!
くらしアトリエオリジナルの商品では、「しまねマグ」とミニチュアが人気だったようです。
マグは島根を離れる方へのギフトに、とお買い求めいただく方が多かった印象です。
※余談ですが、このマグカップを島根県出身のYouTuber、ロシアン佐藤さんが、動画やイベントで紹介してくださっていたそうです。ありがとうございます!
また、ミニチュアは観光客の方が「かわいい!」と興味を示してくださり、特に一畑電車や出雲そばのミニチュアが人気でした。スタッフの遊び心から生まれた商品が、知らない土地へ旅立っていくのがなんだかおもしろいというか、不思議な感覚でした。
普段とは違うお客さまとの出会いを、5日間にわたってスタッフもたくさん楽しませていただきました。至らない点もありましたが、あたたかく見守っていただき本当にありがとうございます。
ふらっと立ち寄ってくださった方も、県外からお越しくださった方も、イベントを楽しみにいらしてくださった方も、皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
多方面にわたってご協力いただいた「おせわさんセンター」のスタッフの皆さんも、ありがとうございました。
松江でのイベント、とっても楽しかったです!
今週の金曜日からは通常どおり、斐川の「オープンスペース.美南」でのオープンとなります。イベントのために仕入れた商品の一部を引き続き、施設でも販売しますので、良かったらお越しくださいね。
サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。