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金髪がもたらしたもの。
しばらく前に、髪の色を変えたことをコラムに書きました。
「ダブルカラー」という、一度脱色して金髪にしてから好きな色を染めていくという手法で、白髪が目立たなくなるかなという目論見。
染めた色が抜けてきたら、もろ金髪になるので、ここ数か月はアッシュグレー→金髪→ピンクベージュ→金髪→ナチュラルブラウン→金髪、という感じで髪の色が変遷しており、これはこれで得難い経験です。
たまにお会いする方は見るたびに髪の色が違うから「次は何色か楽しみにしてますね!」と言われたりします。
DOOR BOOKSTOREの高橋さんはなんだかすごく喜んでくださって(笑)、色を変えたいきさつから興味津々で聞いてくださるし、ティズクレイのオーナー・松本さんも、お店にうかがうたびにニコニコして「あ、また変わりましたね」とチェックしてくださいます。
自分では自分の髪色が見えていないので、知らないところで盛り上がられているような、面はゆい気持ちになります。
そして圧倒的に多いのが、「私も染めてるんだけど、ほんと、嫌ですよね~毎回毎回。」という声。お会いする同年代の女性の多くが、同じように白髪を染めて、同じようにうんざりしているのだということに、あらためて気づきました。
今まで自分だけが白髪染めに悶々としていると思っていたのに、急に味方が増えたような、心強い気持ちになります。
これはもう、いっそみんなで染めるのをやめちゃったらいいんじゃない?と思うこともありますが(グレーヘアがちょっと話題になっているということも追い風になり)、そこに踏み切れないもろもろの事情もあり…。私自身は、もうちょっと今の「好きな色に染める」というスタイルを楽しみたいな、と思っています。
でも、髪の色を変えたことで、今までお話しできなかったお客さまとお話ができたり、話題を共有できることができるのは、とても嬉しいです。あー同じなんだな、と思えるし、その方の大切にしているものも何となく見えてくる気がするのです。
たまたま、白髪を染めるという行為に疑問を持っている人がたくさんおられて、そこに一石を投じることができたのかな、と思います。実は若い頃からもう一つやってみたかったことがあって、それはアフロヘアなのですが、さすがにそれは共感してもらえないと思うので止めておきます…。
同じような悩みや野望(アフロ含め)をお持ちの方がいらしたら、施設にいらしてくださったり、お楽しみ便でお会いしたりした時に、そっと話しかけてくださるとうれしいです!
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