【うつわイベントレポート】ありがとうございました!10/31からは離れで規模を縮小して、「ゆるっとオープン」します。
おはようございます。
10月24日(木)から27日(日)まで開催しましたうつわイベント「うつわと調味料」、おかげさまでたくさんの方にご来場いただきました。
まずは無事に終了でき、ホッとしています。うつわや調味料の作り手の皆さま、お越しくださった皆さま、ありがとうございました!
今週の木曜日、31日から11月2日(土)までの3日間、場所を「オープンスペース.美南」の離れに移動し、「ゆるっとオープン」を開催します。
イベントの4日間にお越しいただけなかった方や、迷っていたあの作品をもう一度見たい、という方に向けて、離れでのんびりオープンする3日間です。
在庫は少なくはなっておりますが、まだすべての作り手の方の作品を見ることができますので、気になるものがありましたらぜひ、お越しください。
事前に「○○さんの作品はなにがありますか」など、お問い合わせいただくこともできます。メールかInstagramのDMでお気軽にお声がけください。
調味料や食材も、完売しているものもありますが、まだ在庫があるものにつきましては引き続き販売します。
味噌・醤油・塩といった定番調味料から、チャツネやドレッシング、フルーツカードなどの珍しい一品まで、この機会にぜひお試しくださいね。
(「山の図書室」も同時オープンです。会員の方にはコーヒーのサービスがありますので、ぜひお越しください。)
さて、うつわイベントの4日間、皆さまのおかげでスタッフも楽しい時間を過ごさせていただきました。
最終日の日曜日は、松江市美保関町の「甘酸辛苦」さんが来てくださり、土間スペースで麹のあまざけ「あまがゆ」の試食を行っていただきました。
糀の使い方や特徴などもお話ししてくださって、お買い求めいただく方も多かったです。お忙しい中ありがとうございました!
また、松江市の「&」さんの沖縄フードのテイクアウトは、早々に完売してしまって申し訳ございませんでした。
ラフテーやもずくの天ぷら、うむくじてんぷら(紫芋とさつまいものでんぷんで作る宮廷料理)など、沖縄独特の、彩り豊かなお料理でした。
「&」さんは松江市灘町にある「食×体験」をコンセプトにしたお店です。いろいろな試みをされていますので、ぜひお店のほうにもお出かけください。
それから、ご紹介出来ていなかった10月25日(金)の「菫珈琲店」さんと「こちかぜ」さんの出店の様子も、あわせてご紹介します。
菫珈琲店さんは毎年ご出店いただき、もうすっかりうつわイベントの顔のひとつになっている気がします。
ひとつひとつていねいに淹れられるコーヒーの香りや、会話を楽しんでおられる方々の様子が、イベントの空気感とすごく合っていて、その風景を見るたびに「いいなあ」としみじみ感じ、スタッフたちとも「自分たちも参加する側でのんびりコーヒーを飲んでみたいね」と話していました。
菫珈琲店さんご自身もイベントを楽しみにしてくださっていて、いつもコーヒーを入れるカップをお買い上げいただいています。
ちょっとゆったりした時間帯にコーヒーをお願いしたら、去年のイベントでご購入いただいた「陶工房アッシュワーク」さんのカップで入れてくださって、そのお心遣いも嬉しかったです。
また、今年初めてのご出店だった「こちかぜ」さん。
7月に米子市のティズクレイさんで「ざら茶」をテーマにカフェイベントを開催した際、ご一緒させていただいたご縁で、「秋もお願いします!」とお声がけをしていました。
ていねいに作られた和菓子はどれもおいしそうで…コーヒーと合わせて楽しまれる方が多かったのも、嬉しかったです。
どら焼きやあんガナッシュサンドなどの定番の和菓子のほかに、色とりどりの上生菓子や、ざら茶大福などのオリジナル商品も作って来てくださっていて、どれも好評でした。
ここからは全体の総括を…。
毎年、作り手の方々に多大なるご協力をいただき、たくさんの作品を揃えるのですが、当日を迎えるまで「お客さん一人も来なかったらどうしよう」という不安に駆られます。
自分たちが「素敵!」と選んだものには絶対の自信を持っているのですが、きちんと伝わっているだろうか…と心配になることも多く、ドキドキするのですが、今年も初日からたくさんの方にうつわを選んで頂けて、楽しんでくださっている様子を拝見し、ただただありがたいなあ、と思った4日間でした。
うつわのガイドツアーも毎日多くの方にご参加いただき(出店者の方が参加してくださったり、法人スタッフも真剣に聞いてくれたりして、ありがたかったです)、ご家族で、ご友人と、またおひとりで、じっくり選んでいただきました。
今年初めての試みとして、縁側に「イメージ膨らませコーナー」を用意していたのですが、こちらもたくさんの方にご利用いただき、色合いや、ご自分のお手持ちのうつわとのバランスなどを想像しながら選んでいただけたのでは、と思います。
毎回出没する「ふすま黒板」の紹介パネルも多くの方に見ていただきました。写真を撮ってる人もいらっしゃいました。盛り付けの写真など、参考にして頂けていたら嬉しいです。
素朴なものから、歴史を感じるもの、そして、現代的なもの…ひとつの会場の中に多様な作品が揃い、お気に入りがきっと見つかるはず…というのが、シマシマしまねのうつわイベントの特徴です。
今年は例年よりも、コンポート皿や足つきのうつわなど、高さのある食器が多く、また丸型以外の、オーバルや四角といった、多様な形のうつわが揃っていたように思います。
すべてのうつわに思い入れがあるので、ニコニコしながらレジにお持ちいただくのを見ると嬉しくなりますし、「もっと欲しいけど…これで!」と言われると「ですよね!」と言いたくなる。
おひとりおひとりが、うつわとの出会いを楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。
レジで対応しながら、「これかわいいですよねー」とお話ししたり、「これ私も持ってます!」「普段何を盛り付けておられるんですか?」といった会話をするのも楽しい時間でした。
また、調味料も全国のいろんな場所から届き、テーブルいっぱいに(乗り切らないほど)ご紹介させていただきました。
「初めて見るものばかりで…」「脳が処理しきれない」と困惑されている方がけっこうおられて、自分が参加する立場だったとしても、これだけ多種多様なものがどーんと並んでいたらドキドキしてしまうだろうな…と思ったりしました。
塩や味噌といった定番の調味料は、いつもご自宅でお使いのものと比較して楽しんでいただけたらと思いますし、チーズやフルーツカード、粒マスタードなど、珍しいものは、日々の食卓にぜひ取り入れていただきたいです!
会場をお借りした「オープンスペース.美南」さんも、4日間お世話になりました。いつもながら、その建物に興味を持つ方が多く、古民家の持つ懐の深さに助けられた4日間でした。
たくさんの方々のご協力のもと、ひとまず無事にイベントを終了できましたこと、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
少しだけお休みをいただき、木曜日から、次は離れスペースでゆるっとお待ちしていますね。
イベントについては下記のマガジンでまとめています。昨年以前のうつわイベントの様子もまとめていますので、こちらもぜひ、ご覧ください。
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