「山の図書室」からおすすめ本のご紹介(本日より離れにてオープンです)。
おはようございます。
本日「山の図書室」オープン日です。
先日お知らせしたとおり、今日から図書室は「オープンスペース.美南」さんの離れにてオープンとなります。
図書室の本は離れに配置換えしております。
これに伴い、母屋は閲覧でのご利用ができませんのでご了承ください(ご利用になりたい場合は、直接「オープンスペース.美南」さんにお申し込みください)。
昨日の雨でぐぐっと寒くなりました。
離れも寒いかもしれませんが、いろんなジャンルの本を揃えてお待ちしています。お立ち寄りくださいね。
母屋入口に「マイクロライブラリー」も置いてありますので、お時間のない方や対面はちょっと…という方はこちらをご利用ください。
さて、「山の図書室」からおすすめ本のご紹介です。
『となりの脳世界』 村田紗耶香 著 朝日文庫
村田紗耶香さんの独特なものの見方や世界観…彼女の脳の中をのぞき見できちゃうようなエッセイです。
「なんかわかる!」というものから「いやあ…独特…」というものまで、ページを開くごとに楽しい(かつ繊細な)文章が広がっています。脳の中のことをこんなに色鮮やかに言語化できるというのがすごい!と思う1冊です。
『無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記』 山本文緒 著 新潮社
夫と2人、無人島に流されてしまった…かのように感じられた、という、がん宣告からの日常を綴った山本文緒さんの日記です。辛くてもしんどくても、書かずにいられない、書くことを手放せない、そんな著者の思いが伝わります。
でも、すごく平穏な日常が描かれていたり、時にちょっと吹き出しそうになるようなことが書いてあったりして、それが逆にリアルでいたたまれなくなります。山本文緒さんの文章が好き、という方にはぜひ、手に取っていただけたらと思います。
先週の「時々、コラム。」は「"かわいいランチ"考。」というタイトルで、日頃から行っている撮影やコーディネートのことについて綴っています。
良かったらこちらもご覧くださいね。