ひとりごと
朝の通勤ラッシュ、私の通勤経路は比較的空いている部類だと感じている。満員電車というほどの混み具合はなく、だいたい座れることが多い。時間帯と乗り降りする駅の関係もあるだろう。
ある駅から突然混み出す車内だが、みんな学習能力皆無なのかと思うほどに分かっていない人間が多すぎる。
出入口付近で固まる人の多いことったらありゃしない。それでいて皆、「満員電車に乗っていて私苦しいです‼︎」という顔をする。
訳がわからない。自らその状況を作りに、そして被害者面するのだ。駅員さん、車掌さんは毎日「出入口付近に留まらず中にお進みください。」と言ったアナウンスをするのにも関わらずだ。
その状況は次の駅までで収まることなく続く。
私は次の駅で降りなければならない。なのに、到底降りれる状況ではないのだ。
まず、「まもなく◯◯駅到着です。」のアナウンスとともに席を立つ準備をする。すると、付近の人がどうにかして避けようと必死に考え始める。
私としては、電車に乗る段階から考えて乗って欲しいと思うのだが朝だからみんなボケてるのか、それとも考える余裕がないのか、はたまた考えようとしてないのか…。
そして、電車が到着するとようやくみんなの頭が動き始める。一旦電車から降りて乗り直す人、ようやく奥に詰めようとする人。最初からそうしなさいと毎朝突っ込みたくなる。
これでおわりかと思うとまだ終わらない。その駅から乗ってくる人たちもなにも考えずに電車に乗っているのだ。
各駅停車駅である当駅の階段は、ホームの端にある。端にばかり人が集まり前駅から乗ってきた人たちによってギュウギュウの車内がさらに満員化していく。それなのに1番手前の車両に乗ろうとする人々。やっぱり訳がわからない。
私は、こんな一連の思考を毎朝繰り返している。
辞めたいのだがなかなか辞められない。
これはギャンブルなどの依存症と同じ原理か?
いや、そんなはずはない。
と思いたい。
誰か、何も考えずに職場まで辿り着ける方法を教えてほしい。