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自尊心・自立心が育つ片付け方とは|家族の自立を促す実証(関西コンシェルジュ・大野さん)

こんにちは。
「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。
本日は、弊社に所属するコンシェルジュ・大野愛子さんに「自尊心・自立心が育つ片付け方」について教えていただきました♪

<大野愛子さん>

大野さん

整理収納&パン作りで笑顔の輪を広げます。
<資格>
整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、食品衛生責任者、親・子の片づけインストラクター2級

それでは、ご覧ください♪

【自尊心・自立心が育つ片付け方とは|家族の自立を促す実証】

我が家は、長女が1歳9ヶ月の時に次女が産まれました。
3人目の息子が産まれた時、長女は3歳10ヶ月。幼稚園年少さん。
次女は2歳1ヶ月。その状況も大変で幼稚園の行事も多かったので、大忙しです。

長女に付き合って私が幼稚園に行ってる時には、独身時代は全く料理しなかった夫が、チャーハンを作ってくれるようになりました。

玄関入るや否や、次女が「お父さんがチャーハン作ってくれた」
と驚きの顔で報告してくれたことは忘れません(笑)
ラーメンでも、冷蔵庫の残り野菜を色々入れた健康ラーメンを作るこだわりよう。

私が子供会の会長の時、夏祭りの時期は大忙しの私を見かねて夏野菜カレーのレシピを見ながらカレーも初挑戦。

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学校の役員、子供会の役員もひと段落した後、今度は仕事が少しずつ増えて忙しい時にも作ってくれるようになりました(^^)

このように私が居なくてもどうにかなる、という状況に至るまでには、整理収納が強い味方となりました。

そのまず第一歩は
何がどこにあるか分かること、定位置管理が要です。

とにかく、チビッ子3人のお世話に忙しくしてると、猫の手も借りたい。
夫の手も借りたいわけです。トイレのこともそうですけど、着替えのこととか、キッチンのこととか・・・

まだまだ長女が1歳くらいの時の事、
「何がどこにあるかわからんから手伝いにくいわ」と夫に言われたんです。

「あれどこ?」
「これどこに置いとくの?」

といちいち聞かれるのも面倒なことですが、聞く方もわからなかったらやりたくなくなる。

「手伝いにくい(怒)」ってイラつかれて
「何て?(怒)」って、私もイラっと(笑)

でもそれが引き金で、定位置管理を徹底。イライラが続くと手伝ってもらえないのも困る、と思っての事、私を経由しなくていいような環境を作ることになりました。

子供についても幼稚園に行く準備、オモチャで遊ぶ時、出来る限り自分で出来るように、取り出しやすく、収めやすい、自立していく環境作りをしてきました。

(その頃は整理収納アドバイザーという仕事があることも知らぬ頃です)
夫がわかりやすく、気持ちよく手伝えるように。
私自身がイラっとしないように(笑)
これは、遠隔操作もできる環境でもあります。

いかに気持ちよく手伝ってもらうか、いかに自分で自分のことができるか、という環境作り。

整理収納が出来ていると、思考も整理され、手伝ってもらう時の指示も的確になります。子供が小さい頃からでも、たまに息抜きしたいもの。
自分が外出して、万が一、家の中でわからないことについて、電話がかかってても自分自身もどこに何があるか把握しておくと

「あそこの、あそこ」
って指示できるわけです、便利なことに(^^)v

自分軸で「やりたい!」を叶えるための整理収納です。

自分時間を作るためにしてきたようなことが仕事になるとは思いもよらずでしたが、末っ子が小学生にあがった頃、、自分探しの中で見つけることができました。

経験してきたことを見直し、活かせることとなったのは有るモノを把握し、活かす意識をした効果でもあります。

子供はなんでも疑問を抱くモノで、「なぜ片づけせなあかんの?」と聞かれたことがあります。

「気持ちよくなるし、楽しくなるから」
ってのもいいけど、
「やりたいことがすぐ出来るように」というほうがワクワクしますよね?

遊びたい時に遊べるように、遊ぶ時間を作る為に早く宿題にとりかかれるように。失くしモノを減らして節約し、好きなモノを買えるように。

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↑スペースがあれば、作ったモノをしばらく飾ったままにも出来る

その積み重ねによって、お片づけのその先には自分で何かを始めようとする時、「やりたい行動にすぐに取り掛かれる」
お友達からお誘いがあった時、
「家に来てもらえる(やりたい事がすぐに出来る)」
自分の願いを自分で叶えることが習慣となります。

お片づけによって
時間的にも
経済的にも
精神的にも

自分で楽しんで、みんなも楽しくなって、喜びの和を繋げていくことができますよね^ ^

子供の頃から整理収納の習慣がついていると、判断力、自立心、自尊心の向上が期待できます。勉強しようというときにすぐ机に向かえる、工作のアイデアが浮かんだら、すぐに取り掛かれる。
また、その環境の中で集中力が養われます。

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子供はアイデアの宝庫
その芽を摘まない環境作り、したいですね。

ちなみに、トレーと段ボールのロボットになった、この写真の末っ子は現在高校3年生。
自分の出来る事を最大限に活かして、クラブでも大活躍!秋までクラブ活動をした後の受験生としての集中力が見物です(^^)

大学生4回生の長女、大学進学も就職活動も、自分の素直な気持ちに従う道を進み、大学2回生の次女もコロナ禍で始まった高校生のうちから海外渡航に夢を描き、思い描いていた大学生活を満喫

年齢的には興味も多く、部屋が片づいているかというと、「???」ですが、失敗を恐れず自尊心を持ち、自分の気持ちに素直に決断する力が育っていることには間違いないです。

人それぞれ始める段階も状況も違うと思いますが、お子さんの場合、チャンスがあるなら小さい頃からの声掛け習慣がいいですね。まずはママが自分軸で満たされるように、ご機嫌であるために始めましょう。

どの段階でも、やろうと思ったときがその時です!!


大野さん、ありがとうございました!


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