大入り満員御礼!!【渋谷川酒場寄席】
旧六月九日。昨日は浅草寺の四万六千日で、「ほおずき市」は土日に開催され大いに賑わったそうです。明後日は東京などで盆の迎え火。夏の風情を感じる行事が続いてゆきます。依然として小雨が心配でなりません。この先のために今から水を大切にしてゆきましょう。
昨日は渋谷のLi-Poで、新企画の落語会【渋谷川酒場寄席】の第一弾を、立川談修師匠をお迎えして開催しました。お陰さまで満席となり、たくさんの方にお運び頂いたことを感謝いたします。ありがとうございました。
談修師匠は、昨年までの13年間で27回開催してきた【居酒屋寄席】の初回を皮切りに、トータル10回ご出演頂いたご縁があります。今回、新たな会場のLi-Poで開催するにあたって、高座や客席の設営などについてご指導を賜りました。
開演は、まだ十分に明るい7月の18時。噺が進むにしたがって徐々に暮れてゆきます。こんな風情もまたいいものでした。
談修師匠は、短い「みそまめ」で会場の空気を暖めると「つる」「宮戸川(お花半七)」と続け、江戸の風を吹かせて中入り。そして、後半は「もう半分」。一昨年に、演じ手が少ない噺を特集する独演会『談修イン・ザ・ダーク』でゾクッとさせられた噺です。滑稽な酒呑み噺かと思わせておいて、後半一気にサイコスリラーの世界に引きずり込ませる展開は圧巻です。ヴァリエーションに富んだ四席を満喫することができました。
落語のあとは、高座で使用していた無垢板のテーブルを出して、宴となります。談修師匠のご発声で乾杯した振舞酒は、新潟県妙高市の「千代の光 純米吟醸 KENICHIRO」でした。肴は、【居酒屋寄席】で長らくお世話になった地酒屋ニュー信州が提供。夏の野菜や、旬に収穫した天然素材の保存食などが8品。ニュー信州の定番、越後の銘酒「越乃寒梅」「雪中梅」「鶴の友」と、Li-Poの看板「李白 将進酒」といった銘酒がどんどん進んでゆきます。それでも日曜日ということで、少し早めにお開きとなりました。お付き合い頂きありがとうございます。
次回は、11月頃に開催を予定しています。noteか、Facebook、twitter (@友田 聡)などでお知らせします。どうぞ、お楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?