雑誌を買った

バスに乗って本屋へ。

入口付近には自己啓発本がずらりと並んでいて「⚪︎⚪︎力（りょく）」とか「⚪︎⚪︎入門」とか「⚪︎⚪︎する習慣」といったタイトルが波のように押し寄せて僕の気持ちを不穏にさせる。
悪いとも思わないけど、今の僕には毒になる気がした（薬だった時期もある）。足速に自己啓発コーナーを通り過ぎて雑誌売り場へ向かう。

「おとなの週末」という雑誌を初めて買った。表紙には、年末年始特別号「本当においしい東京駅」と銘打たれていた。週末に東京駅周辺をぶらり散歩したことが何度かある。東京駅構内は旅行客でごった返しているが、駅周辺は新宿渋谷ほど混雑していないと思う。ちょうど良く東京を味わうのに東京駅周辺ってアリなのでは？と思わず手に取ってしまった。

「散歩の達人」は久々に購入。新年号は「下北沢、三軒茶屋、池尻大橋」の特集だ。友達と食事やお茶へ行くことになっても東京の店をほとんど知らないから、いつもアテンドしてもらうことになる。少しは調べて情報を得ようと思っての購入だ。表紙に松重豊がいるってだけで信頼度が増し増しになる。

どうやって情報を収集しているのか？と食に詳しい友達に尋ねたら、雑誌「dancyu」は信頼度が高いと言っていたことを思い出した。SNSで調べた店に足を運んで正解だった試しがないので、これからは雑誌に頼ろうと思う。

「おとなの週末」「散歩の達人」の2冊を脇に挟み、次に手にした雑誌は「Kiitos（キイトス）」。心と体が整う食BOOKと雑誌の趣旨が表記されている。特集内容は「しあわせになる腸とごはん」。最近胃腸を壊しがちなこともあり根本改善を目指すべくページもめくらず手に取った。胃腸をしあわせにしたい。

占いというエンタメを味わうべく「ゲッターズ飯田の五星三心占い2025」も購入した。
2024年、僕の星座は絶好調の運気だったようだ。占いを100%信じているわけではないが、確かに絶好調な1年であった。2025年はブレーキの年で運気が変わり、2026年は乱気の年になり体調を崩すらしい。運気の低下を回避すべく熟読しようと思う。占いを信じているわけではないけれど。