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ボウル。
2014.03.25
こんばんは。
連休明けの月曜日、皆さんお疲れ出てませんか?
くらしのギャラリー本店で開催中の『木の器 富井貴志』
へも沢山のお客様にご来店いただきました。
誠にありがとうございました。
今日は、富井さんの仕事からボウルをご紹介したいと
思います。
富井さんのボウルの作り方は大きく分けて2通りあります。
一つは機械ロクロでまわしながら刃物を当てて削っていく
【挽きもの】。
![](https://assets.st-note.com/img/1685513492765-Ue2C0GuoRy.jpg)
もう一つは、粗彫りしたものを鑿(のみ)とトンカチを
使い刳り貫いていく【刳りもの】。
![](https://assets.st-note.com/img/1685513459822-sgFmFXxQS9.jpg?width=1200)
どちらの作り方が良い悪いということではなく
作りたいもののカタチに合う手法を選択して作られています。
ただし、刳り物のほうが圧倒的に手間がかかります。
まずは【挽きもの】から。チェリーという素材でつくられています。
仕上げは蜜蝋。
大きすぎず、サラダなどにちょうど良さそうな深さです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685513479045-uBit6HgH1v.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1685513520117-kDUDPimxSK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1685513530387-WEYSxjs7b8.jpg?width=1200)
そして、DMにも使用したウォールナットの大鉢。
こちらも【刳りもの】です。
![](https://assets.st-note.com/img/1685513546214-UFtMbY3n85.jpg?width=1200)
お料理を盛りつける器としてお使いいただいてもいいですし、
菓子盆の様にもお使いいただけます。
大きな器は使った事がない・・・という方も多いかもしれませんが
是非、一度使ってみてください。
いつもと違う食卓になると思います。
また、しまう場所が・・・という方もいらっしゃると思います。
しまわずに、いつも食卓に出して、お菓子やフルーツ、食材を
盛りつけておいてください。
蜜蝋の器のお手入れも、あまり難しく考えずに、油ものを盛りつけた時は
洗剤を使い、それ以外は水がぬるま湯でさっと流す程度にするといいと
思います。そして、スポンジなどはあまり固くない物を。
ヒトの肌と同じように考えるといいと、富井さんはおっしゃられます。
明日、25日火曜日は会期中ですが、定休日とさせていただきます。
26日は通常営業11時開店です。
富井さんの個展は30日日曜日までです。
皆様のお越しをお待ちしております。