『石田直 染織の仕事』より「椅子敷き」。
2014.10.4
おはようございます。
良いお天気ではありますが、台風接近のせいか、風が少し
強いですね・・・
お気をつけてお出掛けください。
石田直さんの個展、二日目です。
昨日は、朝から生徒さんがいらっしゃったりと賑やかな一日でした。
ご来店いただいた皆様、有り難うございました。
さて、今日は展示会の中から「椅子敷き」ご紹介したいと思います。
(こちらの柄は完売いたしました。)
今回初出品の椅子敷き。とある作り手さんからの提案で、作りはじめられたそうです。
同じウールでも、倉敷のノッティングや南イランのガベなどより薄く、冬はお尻が暖かい。
車のシートに敷いても、座高が変わらず使いやすいと思います。
また、この椅子敷きは絣(かすり)の技法で織られています。
絣は、だいたいの柄を決めて、それに合わせて糸を縛り、白い部分が出来るように
してから織り上げていきます。
なんだかつじつまが合わなくなっていきそうで、とても手間のかかるものではないかと
思うのですが、石田さんからすれば「タペストリーなどでもっと複雑な絣をしているので
そんなに苦ではない。」そうです。
石田さんの手織りもの、是非、皆様のくらしの中に取り入れてみせください。
今日は、石田さんも終日、在店してくださいます。
皆様のお越しをお待ちしております。