モヤの対処
言われ慣れてなかったり、言われたことの無い言葉にぶち当たる時がある。
「クラさんって、案外"堅実"ですよね。」
「いや、全般的には全く"堅実"では無いんですけど、その1点においてはきっと"堅実"なんだと思いますよ...」
この会話は先日同僚に言われた内容で、思わぬ言葉が来たのでそう返す。
「違うのになぁ」というモヤが発生して、精一杯の捻くれきれない捻くれを試みる。ある種の自己防衛であり、逃げでもある。
モヤの対処なんて、いくらでもある。
売り言葉に買い言葉で返す詭弁、寝る前にぶつぶつと思い返したり、何かのタイミングで人に話したり。いくらでも、いくらでも。
そりゃ。カッとなって、口から出てしまうのは、だいたいがバッドアンサーだ。ただ、寝かせたからといって、誰もが幸せになる解を見つけられる人は、どれくらいいるのだろうか。弁が立つ人、マイクパフォーマンスが上手いエンターテイナーに誰しもなれるわけはない。憧れはあるが、そういうタイプでは無い。
じゃあ、どうすりゃ良いのか、なんて改めて考えてみるんだけど、"自分が自分で納得するしかない"んじゃなかろうか。それは、都合の良い自己解釈では無い。向き合った末の納得である。その発生したモヤに向き合って、光る原石を見つけるまでが解決の1セットなんじゃないか。モヤは、マイナスの要素ではなく、プラスに変わりうる良いチャンスだ。
日々生まれ、残ったり、消えたりしうるモヤ達。
今日も生まれてしまって「ダメだなぁ」と思って、少し目を瞑り向き合ってみる。そこから見えてくる自分の行動や改善策は、忘れないように次の機会に必ず活かさねばならないものね、と思い、また動き出す。
いただいたサポートで本を買ったり、新しい体験をするための積み重ねにしていこうと思います。