竹の子の化身
2020年1月中旬の週末、山野辺の散策に山崎の地を訪れました。山崎は、大阪と京都の間に位置し、天王山の良質な水に恵まれ、さらに、桂川・宇治川・木津川が合流して淀川になる地点で、霧が立ち込める湿潤な気候であるため、サントリーウイスキー山崎蒸留所が置かれているところです。山の麓は豊かな竹林に覆われています。JR山崎駅に降り立つと、日本のウイスキーが世界的なブームになっているためか、ホームには海外からの観光客が目立ちます。お昼過ぎだったので、駅前の山小屋風のカフェでランチを採ることにしました。日替わりメニューを注文すると、栄養バランスのよさそうな定食が運ばれて来ました。
JR山崎駅前のCafe tabitabiにて(ランチと箸置き)
お膳に添えてあった、長年使い込まれた、竹の子を図案化した箸置きが、山崎の地を象徴していて、印象に残りました。
箸置き
翌々週に、倉敷本通り商店街のオリジナル創作衣料・服飾雑貨・アクセサリーのお店、TEN TENのボタン売り場に立ち寄ると、様々な「竹の子」に遭遇しました。もうすぐ立春です。山崎で見た竹の子の箸置きは、春の調べなのでした。
TEN TENのボタン売り場で遭遇した様々な「竹の子」