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島田豊実さんの作品「青のシリーズ」で再現したSARD UNDERGROUNDのミュージックビデオ「Blue teras」の世界
島田豊実さんは、岡山在住の芸術家で、海をモチーフにした作品づくりをされています。
画像は、作品「青のシリーズ」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1738157480-vQ6moO5XWh3iC0HarfIGL92j.jpg?width=1200)
筆は使わずに、一色刷の一発勝負で出来上がった作品です。工芸作品のように全てを恣意的に管理せず、偶然の要素を取り込むことで、芸術性が高い作品になっています。
作品は、青の単色ですが、帯状に濃淡を呈して、水辺や空や構造物がある異界が存在するのが感じられます。キズや汚れのような染料の凝集が、古いプロパガンダのニュース映画が放つ不穏な空気感を現しています。
・・この作品の青の世界から、SARD UNDERGROUNDの楽曲「Blue tears*」のミュージックビデオ**の世界が連想されました。
*作詞 神野友亜 作曲 花沢 耕太 編曲 鶴澤夢人・長澤大幸
それは、「この恋に一滴の毒を垂らしましょう 青い海とキラめく心 トキめく恋がしたい 不気味な雲に心が踊る 終わらない愛をつくりたい・・・」と、不穏な空気を帯びたフレーズで始まる楽曲です。神野友亜さんのアート性が高いワードセンスが躍動している作品です。
この曲のミュージックビデオの収録は、水をテーマにした広大な施設で行われました。
曲の終結部分は、古代文明の水の神殿を思わせる建造物の前で撮影されています。そこで、島田さんの作品を使って、この場面を再現し、歌詞の不穏な世界を再現できるかどうか、検証してみました。
まずは、ミュージックビデオの世界はこちら。
煩う愛には気づかないフリ そんなのやめて だた見つめ合いたい
![](https://assets.st-note.com/img/1738157761-kY9etj0wxF5ihACvW2UNTu3r.jpg?width=1200)
君の涙を呑みたい Blue tears
![](https://assets.st-note.com/img/1738157801-LEKB7fhRdIbV9OkemtJco54u.jpg?width=1200)
君の涙を呑みたい Blue tears
![](https://assets.st-note.com/img/1738157847-h0tJ4FbX8WjRTxLGQM9E67Yq.jpg?width=1200)
島田豊実ワールドは、こちら。
煩う愛には気づかないフリ そんなのやめて だた見つめ合いたい
![](https://assets.st-note.com/img/1738157933-HlJykieSGq7p3dvZ0QFN6MV1.jpg?width=1200)
君の涙を呑みたい Blue tears
![](https://assets.st-note.com/img/1738157978-rkdRHXSzUFvt1sIKumyjPCwE.jpg?width=1200)
君の涙を呑みたい Blue tears
![](https://assets.st-note.com/img/1738158004-IeJ6BUlqLPKtVaEYCDicOFm0.jpg?width=1200)
再現された異界の空気感は、いかがでしょうか?
現世でも異界でも、二重に映像芸術の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。(^_^)
**Film Collection 2019-2024 Music & History SARD UNDERGROUND/2024 GIZA studio
出演 テデイベア:制作;石原路子
神野友亜とSARD UNDERGROUNDのマガジンは、こちら。