山本薫さんから滝口西夏さんへ〜アートのバトンリレーを担って〜
造形作家の、はらぺこうつわ、こと、山本薫さんは、岡山県赤磐市のアトリエで日々創作に励まれています。アート性が高い愛らしい陶人形の他、日常使いの器も作られています。
このたびは、岡山市中区にあるカフェ×アトリエ×ギャラリー、「mini Z 」で三人展「オヤツの時間」(2024.6.6〜6.9)を開催されましたので、出かけて来ました。
会場では、陶人形の他にユーモア溢れる器が多数展示されています。そのなかに、既視感をおぼえた小皿がありました。
山本さんが作陶するときは、突然、イメージが降りてきて、即興的に造形されるのだとか。
この小皿のイメージの源流には、心当たりがあります。
「その人にぜひこの小皿を届けなくては!」・・と決意し、展示会場を後にしました。
さっそく、翌日、倉敷市阿知の「川埜龍三オフィシャルギャラリー ラガルト・プラス」を訪れ、イメージの当人である、滝口西夏さんに届けることができました。
西夏さんはラテン音楽に造詣が深い人で、とりわけカリブ海の国、キューバの文化・芸術を日本に紹介する役割を果たしてこられました。キューバから国賓の家族が来日したときには、観光案内の通訳をされるすごい人です。今は、芸術家の川埜龍三さんとご結婚され、岡山在住です。ラガルトプラスを拠点に川埜龍三・作品のプロデュースをされる傍ら、自らも多彩にアート表現を追求されています。
西夏さんは、この皿をとても気に入って、「妹にします」と言って下さいました。
アーティストの山本薫さんからアーティストの滝口西夏さんへ、アート作品のバトンリレーができて、至福の時でした(^^)。
山本薫さんの作品について詳しくは、こちら。
滝口西夏さんのプロフィールは、こちら。
滝口西夏さんの実際の画像は、こちら。
滝口西夏さんの、お人柄については、こちら。