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🍕フランスビザ物語: フリーランスへの道
遡ること2020年、どうにか移住できる方法がないものか考えていた矢先に起きたコロナ。
あの年はとてつもなくしんどかったけど、結果的にコロナが私を強制的に動かしてくれました。
アーティストマネジメントから広告制作会社に転職
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6年以上ヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、フォトグラファーのマネジメントをし、仕事は好きだったのでこのままマネージャーとして続けていくと思っていましたが、2020年、コロナがきっかけで転職を決意。
マネージャー時代から撮影現場の仕事に興味があったので、語学も活かせる広告制作会社のグローバル部門に転職しました。
初めはプロデューサーの上司と私の2人だけの部署でしたが、本当に楽しくて言葉で表しきれないくらい素晴らしい女性でした。
クライアントにも撮影現場のスタッフ全員にも気配りができて、気さくだけどエレガントでみんなが彼女を好きになる。
頭の回転が早いことで問題解決も早く、私がコロナ禍でも遠距離恋愛を頑張れたのは彼女のサポートがあったから。
ただ、働く中で気づいた致命的なことは私は現場仕事がそこまで得意じゃない・・・
仕事のパフォーマンスがいまいちなのを見かねて、上司からリサーチする方が得意だから海外のマーケティングや広告についてリサーチする仕事をしないか提案を受けました。
今思えば、その提案をすんなり受け入れれば良かったのですが、当時は悔しさから断ってしまい、その結果バーンアウトしてしまいました。
結局1ヶ月のお休みをもらい、リサーチャーとして何ができるかしたいか考え、復帰。
その後は、会社でリサーチャーという職種を設けてもらい、海外のマーケティングセミナーを日本語にまとめ、社内やクライアント向けにトレンドレポートを作成したり、勉強会などを開催するようになりました。
新卒の時に「くららちゃん色んなことにアンテナ張ってるから、会社でくららのミーハーニュース!っていうのをやりなよ」と先輩に言われたことが10年以上経ってようやく仕事になった感じがします。
フランスの会社からのスカウト
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リサーチャーとしてコツコツ仕事を続け、コロナも緩和された2023年。
フランス人の友人が日本に遊びに来て、僕の会社で働かないかと話をもらいました。
この上ないありがたいお誘いでしたが、音楽業界未経験な上、友人の会社で働くことが吉と出るのか凶と出るのか。
「友達として君を見てきて、良い仕事をしてくれる気がするんだ」と言ってくれ嬉しい反面、焼肉を食べながら昔いた従業員に関する愚痴を永遠聞かされ、不安もかなり倍増。
日本の会社との話し合いもあるから待ってほしいと返事をし、少し寝かせることにしました。
いざ、日本の会社と業務交渉
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リサーチャーとしての仕事を続けていく中で気付いたのが、コツコツ一人で作業がすることが好きだということ。
仕事でもプライベートでも大勢で集まるよりも少人数で集まる方が好きなので、これならフランスでも仕事ができるのでは?と考えるようになりました。
そして部署が変わって新体制になり上司も変わりましたが、新しい上司の女性もまた温かくてとても素晴らしい人でした。
上司にフランス移住の意向を話す中で、今の会社も業務内容も大好きだということ、フランスに拠点を置くことで私が会社に貢献できることをスライドにしてプレゼンをしました。
結果、2人の上司が社長へ掛け合ってくださり、私がフランスでやりたいことを見つける時間が作れるように週3勤務の業務委託を提案してくれました。
この提案のおかげで、フランスの会社とも週2の契約で業務を行うことができました。
さて、次はビザの準備!