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フランス起業家(フリーランス)ビザ更新 ① 更新の申請予約でのトラブル

昨年、フランスの起業家ビザ(フリーランスビザ)を日本で取得してから、早一年。
次なるステップはフランスでの更新手続き。


ビザが切れる3ヶ月前に警察署のウェブサイトで予約

ビザの更新手続きはまず、ビザが切れる3ヶ月前に警察署のウェブサイトで予約を取ります。

一年前に語学テストを移民局で受けた際にもらった様々な事務手続き方法をまとめた用紙
(結構大事)

「アポを取るのが大変だから、とにかく予約を取れる日に予約を取ること!」と移民局からアドバイスを受け、ウェブサイトのリンクも教えてもらいました。

早速トラブル発生、ページが見つからない

が、私の起業家ビザだけ何故か選択できず更新手続きのステップに進めない・・・
問い合わせのメールアドレスにメールするも、返信してくれるグレゴリーは機械的で同じ返答を繰り返すだけ。
とても人間とは思えないグレゴリーに「人間と話したい」と返事をしても同じ返答で、もうお手上げ状態。

ただ、ちょうど移民局で市民講座を受けているアメリカ人の友人がいたので、代わりに移民局に確認してもらいました。

こんな感じで起業家ビザだけ更新の選択ができない・・・

どのようなエラーになってしまうかスクリーンショット画像も送り、移民局に相談すると、
「とりあえず他のビザで申請してみて、後で訂正すれば良いんじゃない?」
と言われる。いや、ダメでしょ・・・。

日本人だから細かすぎるのかもしれないと思い、アメリカ人の友人に「どう思う?」と聞くと、「いや、それはやっちゃダメだと思う・・・」と同意見でホッとしました。
ということで、何も解決されないまま再度申請方法を探ることに。

そしてパートナーには、一向に繋がらない電話番号に根気よく問い合わせをしてもらい、ようやく別のウェブサイトのリンクが分かり、やっと!予約が!取れました!
ただ、私のビザの有効期限が切れた後の日付でしか予約が取れませんでした・・・

ビザ更新の申請予約ページ

更新予約がビザの有効期限が切れた後の日付でもOK

「その日しか予約できなかったんだから仕方ないよ」と彼に言われましたが、仕方ないよ、で済む話なのかわからず、労働ビザ(サラリエ)でパリに住んでいる日本人の友人に相談。
「よくあるある!そのコンボカションを常に持っていれば、ビザの切り替え手続きの証明になるから、不法滞在にならないよ!」と言われてようやく一安心。

コンボカション(アポイントメントの確認用紙)

ウェブサイトが安定していないパリの警視庁ページ

アポを取るのが大変とは聞いていたけど、それは予約を取れる日が少なく争奪戦という意味で、今回みたいに更新予約方法が他のビザとは異なるなんて予想できませんでした。

ちなみに2025年1月の現在、2024年6月に予約が取れたリンクを再確認すると、「滞在許可証の予約は一時的に使用できません」と表示・・・(なーぜー)

このように表示
次回の更新時はどのリンクが有効なんだろう・・・

もしかすると、元々移民局に伝えられていたこちらのリンクで更新できるようになったのかもしれません。
ただ、試しにログインしようとすると、今度は強制的にパスワードの再設定を求めるページに・・・・(なーぜー)

サインインすると、リクエストしていないのにパスワード再設定ページに・・・

とりあえず、今はビザが4年更新できているので、パスワードの再設定は避けようと思います。
下手にいじったらよくわからない事態が起きそうだし。

と、そんなことをブログを書いていたら、エラーだったページが元通りになっていました。

トラブルが重なったけど結果オーライ

色々かまえているつもりでも、予測していないトラブルが起きやすいのがフランス。
この時、交通ICのNavigoがチャージされなかったり、海外送金でもトラブルがあり、日本の仕事のお金が2ヶ月入ってきませんでした。
経理の方と1ヶ月近くやり取りをし、オンラインでのトラブルが絶え間なくて、少し心が弱っていました。
けど、最終的には海外送金もされたし、チャージされなかった分は2週間以内に返金されたので全て結果オーライで良かったです。
そして、私の人生は最後なんとなかなるんだったと自信を取り戻せました。

メトロの券売機トラブルの連絡先(3424)

次は、書類集めとファイリング方法に関して!

*バナー画像は19区のビュット=ショーモン公園
公園内にあるLe Pavillon Pueblaに向かっていました。天気の良い夏の日に行くのがおすすめの屋外バーです!

ペルショワグループのLe Pavillon Puebla

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