うちのフレデリック

妹の性格はキリギリスだと、心療内科の先生に言われたことがあるが、先日公民館の文化祭で童話の会のおすすめの本の「フレデリック」の紹介文を見たときに「これは、あいつだ!」と思った。

妹がむかし持っていたので絵は見たことがある。

レオ・レオーニという人が書いた本だ。

妹が好きだと言っていたから、絵は知っているが、本の中身は読んだことが無かったから知らなかった。

好きな本には、自分と共感するところがあるものなのだと、納得してしまった。

今度、図書館に行って、レオ・レオーニの作品を借りてきてよもう。

絵本は高いから最近は買わないで、図書館で借りることにしている。

妹はオンラインショップで経済的なことも考えずに買うから、段ボールのゴミばかりが増える。

捨てる私のことも考えろ。といつも言っているが、いっこうに気にしていないようで、本もゴミも増える一方だ。

「やっぱり、こいつはキリギリスだ!」

そして私はアリなのだとあきらめている。


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