8050問題が表面化したけど……逆の場合も結構あります……❣❣
林真理子さんが「小説8050」を出版されたそうだ。
読んでみようかと思うけれど、読んだ人の感想を見たら、最後に希望が見えたと書いてあったけど、現実には希望が見えるとは思えないから読むのはやめようと思う。
所詮絵空事で、現実をどうとらえているのか、林さんに聞いてみたいものだと思う。
親が高齢になって、家で生活していた障害者が行き場所が無くて困る、というのはむかしからあったことで、自分で考える力のある人たちは、福祉サービスを充実させて、社会に出て自立しようと活動し始めた。
言葉にできる人達は自分の力で自分の生活を手に入れたけれど、そういう人たちばかりではない。
障害者総合支援法とか法律はできたけれど中身は空っぽだと私は感じている。
わたしは脳性麻痺だが、健常者の中で、同じポジションで働いてきたので、障碍者の受けられるサービスを利用したことがなかった。
これではせっかくの障害者手帳がもったいないと思い、利用してみようと思い立った。
仕事を辞めてからパソコンも進化して、理解不能になっていたから、就労移行支援サービスを申請して、利用してみたけれど、パソコンの技術は見に着いたけれど、傷害の理解とか、障碍者と一緒に移動するときの注意点とか全く解かっていないスタッフばかりで、あぶなかしっくて見ていられなくて、管理者に注意をしたら「僕のことを、何にもわかっていない若造だと思ってるでしょ」と言われてしまったので、まさか「そうですね」とは言えないので、半年ほどで辞めたけど、入れ物だけ作っても中身がなかったら、税金の無駄遣いだと思った。」
障害者を就職させるためには、マナーや技術のプロを雇う前に障害者をきちんと理解した人を雇ってもらいたいと思ってその事業所を辞めた。
今は、PC だけ習いに地域活動支援センターに通っている。
どうしたら、親亡き後の50代の居場所を確保できるのだろうか?
また、逆にヤングケアラーたちが独身のままで高齢化する親の介護をしなくて済むような社会保障制度を確立しなければならないと思っている。
知人の女性は脳梗塞の父と心を病んだ母と、知的障害のある姉弟を抱えて、私一人でどうしたらいいのかわからない、といっていた。
元ケアマネという仕事柄、独身のままで親を介護している人には、ときどき出会った。
なんとかしてあげたくても、話を聞くことしかできなかった。
そういうひとたちのことを知ってもらいたいのだけれど、まだまだ力不足で多くの人に伝わらない。
口惜しい。