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なめられるな!!

やられたらやり返せ。

昨日の「トップナイフ」で黒岩先生が保君に言った言葉。

じつは、私も小学生の頃に祖母から言われたことがあります。

私は脳性まひでまっすぐ歩けなくて言語障害もあって同級生の男の子たちから「酔っ払い」を意味する「イッショウゴンゴ」とあだ名をつけられて、足を引っかけられて転んだり、ケガをしたりしました。

当然のことですが、登校拒否になりました。

そんな私におばあさんが言いました。

「やられたら、やり返しなさい。殴られたら、目をつぶって爪で引っ掻いてやりなさい。お前はその体で生きて行かなければならないのだから、なめられたら負けだ」

それからの私は爪をのばし、いじめっ子と戦いました。

ある日、私の詰めが、ある子の顔をひっかき、その子が泣いて逃げて行きました。

その日から、私はいじめられっ子を卒業し、正義の味方になりました。

しかし、私はもともと理屈っぽいらしくて、疑問があると、相手が、教師だろうが上司だろうが言い返してしまうのです。

原因は高校生のときに英語教師から受けた差別が心の傷になり、生きることに意味を見出せなかったからです。

生きていたくないから、子宮筋腫の出血も30代のころから気づいていたけど、病院には行かなかった。恋愛も結婚も興味がなかった。

早く老人になりたかった。

人生は長いと思ったけれど、いつの間にか年を取っていて、老人になる年になりました。

人生は短いのですね。

先が見えてきて、やっと自由になれた気がしています。

昨日の「トップナイフ」は面白かったです。

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