ワンコインランチ
今日、久しぶりに美容院に髪を切りに行った。
じつは、その前に歯医者に行った。
歯科医は友だちなので、ランチをいっしょにたべることにした。
いつも金曜日は近所の居酒屋に500円ランチを食べに行く、という。コロナでお客さんが減っているから、少しでも協力したい、といって毎週行っているそうだ。
確かにお客さんは少ない。
先生はママのお任せで、私は唐揚げ定食にしたのだが、量がすごい。
おまけまでついてきた。パクチーのかき揚げとナポリタンがついてきた。
私はパクチーが苦手だ。生なら食べられない。天ぷらだからどうにか食べた。
他のものは食べられず、ご飯は半分友だちにあげた。
「さよちゃん、パクチー苦手じゃなかった?」
「苦手ですよ、だから一気に食べました。せっかくおまけしてくれたのに、口をつけて残せないでしょ」
「えらいのね。それで他の物残して、お持ち帰りにしたの?」
「ええ、持って帰ってもらっていいかしら? あたしはこれから美容院に行くから、危ないでしょ」
「了解、またね!」
それからが大変、やっぱりおなかに来た。
トイレに駆け込み、おなかのものを全部出した感じ。
ごめんなさいね。
だけどなんだかすっきり、おなかがまっさらになった感じ。
パクチーに感謝したい感じ。
さて、5か月ぶりの美容院。
ひとに洗ってもらう頭皮は気持ちがいい。
しかし、髪の量が減ったらしい。
髪を染めるのはやめることにした。
白髪なんか自分じゃ見えない。
気にしないことにしよう。
髪を切ったら、気分もすっきり。
さあ、帰ろう。