ごきげんな毎日……❣❣
写真と、タイトルがちぐはぐですよね。
でも、写真はこれを使いたかったのです。この水仙は友人の水本さんの病室に水本さんのお友だちが持ってきてくれたものです。
7年間のクリスマス前です。
その水仙があまりのも美しくて、写真を撮りました。
水本さんは、私に本を書け、といってくれたひとです。
『ごきげんな毎日』いとうみく作を読んだ時に、なんだかおばあちゃんが、うちに母に似ていると思いました。
田舎者なのにおしゃれで、自分もおしゃれだけれど、娘にも、容赦ない云いようで「おめぇは足が短いからズボンは似合わね、ワンピースにしろ」といって、寒くてもズボンははかせてもらえませんでした。
眉毛が薄いのを気にしていて、眉を描かないと外出しませんでした。
「かねさん」という名前です。
水本さんに母の話をすると、ごきげんに笑ってくれて、「おかあさんの話を書いてよ。本にするなら出版代金は出してあげるから」といってくれて、亡くなる8か月前に発行できて、5月に出版祝賀会を、小説教室の先生が開いてくれました。
『かねさんのひだまり』は、国会図書館に収められて、先生が著名な作家の方に送ってくれました。
何冊か、アマゾンに出品されていました。いまも検索すると出てきますが、本は残っていません。
かねさんといっしょに天国に行きました。水本さんが先に天国に行きましたが、二人が元気なうちに本を出すことができて良かったと思います。
二人ともごきげんに笑っていました。
懐かしく思い出しています。
がんばって物語を書きます。