逆転勝訴、やりましたね。天海さん……😀😀😀
天海訴訟 裁判闘争8年 東京高裁で判決が出ました。勝訴です。
よかったです。本当に良かったです。
天海さんが裁判を始めたときに、私はたぶん負けるだろうと思っていました。訴えた相手が千葉市だったから、個人の訴えが通るとは思えなかったのです。
それは私の思い込みでした。元ケアマネの私は65歳になったら介護保険に移行するのは法律だから仕方がないでしょ、と思っていました。
でも、それは違いますね。
障害者は障害者のままで、65歳になったら裕福になるわけではありません。
天海さんは65歳になったときに介護保険の申請をしなかったからと、65歳になったら訪問介護の派遣を打ち切りました。
サービスが受けられなければ生活できない人に対して、人間としてすることではありません。
障害者総合支援法のサービスは利用料は収入に応じて決まるのでほとんどの人は無料ですが介護保険は1割の利用料がかかります。
利用できるサービスも制限されます。
日本の福祉サービスは、障害者が一生懸命訴えてよくしてきました。
障害があっても、普通に住み慣れた家で自立して生活できるように、活動してくれたから、いまの65歳以下の世代の障害者はいまの福祉サービスが受けられて、働くことができるのです。
私は、障害者でありながら、ケアマネの仕事をしていて、中途半端に動けるもので、プロの障害者の大変さがわかっていませんでした。
いまになって、妹が車椅子生活になり、大変さが少しわかってきました。
介護保険のサービスだけではとても生活できません。
利用料やら、福祉タクシー代やら思った以上に経済的に大変です。
障害者の福祉サービスの向上に力を注いでくださった天海さんの闘いがこれで終わるように祈ります。