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Photo by
irohairoha
行ってみたいなぁ、コスモス畑……🌸🌸🌸
コスモス畑を見ると母を思い出します。
実家のまえには、小さな川が流れています。
小さな川ですが、台風の時には、洪水が起きたり、道路が陥没したりするのです。
いまは、護岸工事がされて、台風の被害は亡くなりましたが、以前は、畑が削り取られたりしていました。
コスモスは見た目は頼りなさそうですが、根は太く地下に張る芯の強い花なのだそうで、川沿いの畑にコスモスを植えていました。
コスモスを植えた理由はほかにもあって、実家の前の細い道は信号のある国道より少し千葉方面に出るのに近いので、抜け道になることが多くて、空き缶や、ペットボトルを車から投げ捨てて行く行く人が多かったので、少しでもゴミが少なくなればいいなぁ、と思って植えたのだそうです。
護岸工事がなされた後の、元気なうちは植えていたので、秋に実家に行くのは楽しみでした。
母が亡くなって、実家にはあまり行くことがなくなりました。
コロナになってからは一度しか行けていませんが、秋になると、実家の前のコスモスを思い出します。
その思い出を、童話にしてみようと思って書いてみましたが、亡くなったおばあちゃんの話しにしたので「それでは思い出になってしまうので、登場人物は生きているほうがいいですよ」とアドバイスしていただきました。が私には書き直すだけの才能がなく、まだ、書き直せていません。
妹には「ほら、かねさんは生きていなくちゃ」といわれて、ますますプレッシャーで書けません。
いつか、書くからね。
「早くしねえと、おめえも死んじゃうぞ」とかあさんがいいそうな気がします。
「ハイハイ、書きますからね!」