俳句甲子園のニュースを見て……🌸🌸
昨夜、ニュースを見ていたら、俳句甲子園で開成高校が優勝したといっていた。
すごいなぁ、開成高校。
見ていてうれしくなった。
私に最初に小説を指導してくれたのは、葉山修平という、第34回直木賞候補になった作家だった。
葉山先生はうちのかねさん(母です)の小学校の同級生で、私の高校の先輩にあたる人だった。
小説を書きながら、開成高校の教師をしていたと、亡くなってから、先生のお弟子さんから、先生の経歴を聞いた。
自分からは何も言わず、小説教室の生徒にも「家庭環境や学歴や職歴は関係ありません。ここではみんな小説が書きたいひとの集まりです。それ以外何も必要ありません」といっていた。
葉山先生に指導してもらって「かねさんのひだまり」を書いた。
かねさんの話を毎日聞きたいから、本にして、といった友人が出版費用を出してくれた。
出版祝賀会も開いてくれた。
母と友人は、とても喜んでくれた。
出版の翌年友人は亡くなり、その翌年母も亡くなり、次の年には葉山先生も亡くなって、途方に暮れたが、エッセイ教室に通うことにした。
エッセイ教室の先生がカルチャーセンターの講座をやめたときに、私も教室をやめて、童話作家を目指すことにした。
先生に「デビューしたら、教室のみんなに本を送りなさいよ。応援してますよ」といってくれた。
道は遠いが、あきらめたりしない。一歩一歩頑張るぞ。