弟にSOS……❢
外出しないからお米が早く減る。
いつも、なくなる前に弟が「米はまだあるか?」と電話をくれる。
弟も農業はやめてしまったが、お米は知り会いにお願いして作ってもらっているから、ふるさとのお米を食べることができている。
私はふるさとの風景が好きだ。
この駅は子どもの頃から少しも変わらずここにある。
いまは無人駅だが、むかしは駅員さんもいて、遅刻しそうで走っている学生がいると発車を待ってくれた。
私も弟も妹もこの駅から気動車に乗って高校に通った。
私と弟たちが行った高校は去年統合してひとつの高校になった。
名前は私の母校の名前が使われることになったので、なんとなく不思議な気持ちだ。
今年はコロナの影響でいろいろな行事が中止になっている。
感染症は怖い病気だ。
今日も、妹を支えてくれるためにヘルパーさんや看護師さんが家に来てくれた。
病院以外にも命がけで要会議者を支えるために働いてくれている人たちがいる。
その人たちにうつさないために、かからないようにしなければならない。
できるだけ、買い物の回数は控えて、家にいることにしよう。
だが、歩かないと筋力が落ちて私まで要介護者になりそうで怖い。
高齢者は感染リスクも高いが、筋力の低下もはやいのだ。
あしたはどうしても食材の買い出しに行かなければならない。
今日の夕飯を作っていただくために冷蔵庫の食材は使ってしまった。
生協も利用しているが、欠品とかあるので買い物に行くのは必要なことだ。
あしたは気合を入れて買い物に行こう。
マスクは忘れずに。