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今日、弟の声を聴いた……☆❣☆
弟が胃がんの手術をして入院している。こんな時代だから家族も面会には行けない。
入院のときも病院の玄関で別れた、と義理の妹がいっていた。
手術の付き添いもできなくて、終わったことを電話で連絡を受けただけだという。
だけど、手遅れになるまえに手術できて本当に良かったと思う。
10年ほど前に大腸がんも手術していて、抗がん剤治療がきつかった、といっていた。だから母の肺がんが見つかったときは「かあさんは痛いのが嫌いだから手術はしない」といった。
わたしも苦しむ母の姿は見たくなかったから「いいよ」といった。
かあさんは明るいひとで泣いたのは祖母が亡くなったときだけだった。
「おばあさん、ごめんよ」と、おいおい声をあげて泣いた。
あの姿が忘れられない。
弟は子どものときから優しくて、障害のある2歳上の私を兄のようにかばってくれた。
3週間ぶりに聴いた弟の声は前と変わらず優しかった。
「今日から食事ができる」といっていた。
よかった、まだまだ、入院は続くだろうけれど、ゆっくり治しておくれ。
頼りない姉ちゃんは、あなたの回復を神さまに祈ります。
「神さま、弟の命を救って下さりありがとうございます。感謝いたします」