覚えてたんだね!
伽羅は初代の猫です。
亡くなった甥っ子といっしょにすごした時間を覚えていたのです。
甥っ子が亡くなって、妹はもともと病んでいた心をもっと病んで、家に引きこもりました。
でも、頑張って精神科のデイケアに通所して、職場復帰を果たしました。
元気になった姿を甥っ子に見てほしかったのだと思います。
それなのに、東日本大震災後の保育所の建て替えで化学物質アレルギーで喘息を起こし、原因不明の高熱から敗血症を起こしたり生死の境をさまよったり歩行困難になって家に帰ってくるまで、伽羅がずっと一緒にいてくれました。
伽羅は妹が歩けなくなって帰ってきて十日後に亡くなりました。
妹が退院したあとで、弟が様子を見に来てくれました。伽羅は弟に自分から抱いてほしいとせがみました。
甥っ子の匂いを覚えていたのでしょう。
弟にだかれてしあわせそうでした。
亡くなる前の日に、大好きなプリンを食べて、自分でおしっこをして、妹に抱かれて息を引き取りました。
天国で甥っ子に再会して「お父さんにだっこしたよ」と報告していたのかもしれません。
今日は甥っ子の命日です。
伽羅の写真を載せました。