ヤングケアラーの現実はむかしも今も変わっていないのかも……🌸🌸
私が子どもだったころも、子どもが子どもの面倒を見ていました。
まだ、結核で亡くなる人がいる時代でした。
親が結核だといいうことを隠している子どもたちもいました。子どもに親の本当の病気を教えていない家もありました。
でも近所の人は知っているから、その家に遊びに行ってはいけないと親に言われた子どももいました。
だから、親が結核で入院していても誰にも言わず。上の子が下の子を面倒みながらひっそりと暮らしていました。
数は少なかったかもしれませんが、確かにいました。
ひとり親の上に親が病気で、中学を卒業したきょうだいが家計を支えて、中学生の末っ子が家事をしていた友だちもいました。
貧しいひともいました。
高校に進学できない人も何人かはいました。私はかろうじて公立高校に行けるくらいの家でした。当時の公立高校の授業料は月額850円だったと思います。
中3のときに洪水があって、家が壊れて、勉強する場所もなくて、家を建て替えなくてはならないから、私立には行けないと思いました。
経済的な格差も、ヤングケアラーも今始まったことではないと、私は思いますが、そういう時代を知らない人がいることも確かなのだと思います。
時代は繰り返すのでしょうか? 戦争だけは繰り返してほしくありません。
今、街に活気がありません。
心配な時代です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?