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名前がひとり歩きしているような気がする……🐱🐱🐱
あたしはただのおばあさん。
いつか童話作家になりたいなぁ。なんて大きすぎる夢を口にしちゃったものだから、不思議なご縁に導かれて「季節風」という同人誌の会員になってしまった。
そこは素人の会ではなく、プロの作家や、プロを目指す人達が作品を投稿して、プロの作家や編集者の方が作品を講評してくれるような同人誌だったのだ。
あたしは素人なのに、怖いもの知らずで、入会してしまったかラ、目が白黒してしまう出来事ばかりが起きている。
入会してすぐにコロナであまり外出しなかったから「季節風」の会員さんにリアルでお会いしたのは去年の秋の「季節風大会」だったのだが、参加してびっくりしたのは、人気作家さんがぞろぞろいるのだ。
「ここはあたしのいる場所じゃないよ」と思ったけれど、おそすぎた。
時を同じくして、投稿丸3年にして初掲載になったので、お顔を知っている方たちが「おめでとう」といってくれたので、なんだか目立ってしまった。
嬉しいことだけど、あたしは実力以上に目立っている気がしている。
書評委員にも推していただいた。
びっくりしてしまった。
せっかくだからやらせていただくことにしたのだが、実力不足だから、毎回書評委員長にお世話をおかけしている。
「あなたって、もっとかける人だと思うのよ」と子供のころからよく言われる。
それって、まるっきり成長していない、ってことなんじゃないの、って、自分で突っ込んでいる。
SNSでいろんな方たちとつながることができてうれしいことだが、自分は同じ土俵の人間ではないことをきちんと認識しなければ、と自分に言い聞かせている。
いつか同じ土俵に立つことができるように頑張って書き続けるしか方法はないのだけれど、道は遠い。
名前だけが先に行かないように頑張ろうと思う。