神さまのご褒美……💕👩‍🦽💕

　妹が車椅子になって退院したのは２０１５年２月３日でした。
　初代猫の伽羅が息を引き取ったのはそのあとの２月１２日の早朝に妹に抱かれて虹の橋を渡りました。
　妹が半年間入院して、伽羅には寂しい思いをさせてしまいました。
　高熱が続いて生死の境をさまよっていて、離職勧告をされても本人に手続きをする気力も体力もなくて、雇い主の市役所に何度も通って、説明を受けながら退職の手続きをしました。
　熱が下がったら、寝たきりの期間が長かったので歩けなくなっていました。
　それでもあわてることなく、介護保険の申請をそして、障害者総合支援法を併用する申請をして、在宅で療養する準備ができたのは、自分が身体障害者で介護保険のケアマネの仕事をしていたからだと思いました、
　伽羅は、亡くなる２週間前まで元気でしたが急にご飯を食べなくなり、動物病院に連れて行ったときには肝臓がんで脾臓が破裂しているから余命１か月だといわれましたが、獣医師がステロイドを点滴してくれたらすぐにご飯を食べるようになって、妹の退院を元気に出迎えてくれて、亡くなる前日まで大好きなプリンを食べていました。
　おかげで痩せることなく、息を引き取りました。
　妹が帰ってくるのを待っていてくれたのでしょう。

　１０年経った今、私が脳性麻痺という障害がありながらケアマネという仕事につけたことは、神様からのプレゼントで妹が無事に退院して伽羅に会えたのは頑張った私への神様からのご褒美だったのではないかと思います。

　神様、ありがとうございました。
　妹はいまも車椅子ですが、ぜんそくの発作で苦しむことは少なくなりました。