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FUJIFILM SUPER CUP 2022 所感
FUJIFILM SUPER CUP 2022 川崎フロンターレ vs 浦和レッズのメモ感想を簡単に記載します。
■川崎攻撃時の基本フォーメーション
川崎はいつもの4-3-3、浦和は4-4-2でした。(もちろん局面によって異なりますがビルドアップ時の基本として)
浦和は3伊藤を左のハーフで起用してきたことがこれまでと大きく違った点でした。(あと15明本のフォワード起用もですが)
おそらく、狙いとしては、13山根のケアと中盤3枚のケア両方を睨んでの采配だっと考えています。
川崎攻撃時
■浦和攻撃時の基本フォーメーション
浦和は19岩尾がセンターバックの間に落ちたり少し前で受けることが多かったです。
19岩尾と22柴戸のポジショニングが上手く、ビルドアップで優位に進める場面も多かったように思います。
川崎の守備の狙いは見ていて分かりませんでした。ただ、ボールの支配率自体は川崎が圧倒しており、フォーメーションもありますが、一人ひとりのボールコントロール技術や相手を外す動きなどは流石でした。
浦和攻撃時
あくまで試合開始後のフォーメーションであり、後半は大きく変わっていますが、試合の入りとしてどういった形で狙いがあったのか記載しました。
■所感
シーズン最初の試合で注目度が高いこともあり、サッカー関係者が様々な分析をしていますが、ここでは個人対個人の勝負で気になった点を記載します。
◆18チャナティップ vs 2酒井
代表の主力同士のマッチアップで注目していましたが酒井の完勝だったように思います。
単純にスピードとパワーが違いました。
チャナティップはアジリティという意味では優れていますが、寄せられて体をぶつけられれば何もできません。(ちょこまかと動く相手にガツンと寄せれば何もできなくなる。)
日本人の同じようなタイプの選手が海外に行って通用しないパターンを見ているようでした。
この試合だけを見ると、チャナティップはウイングよりインサイドハーフの方が適しているように見えますが、相手が酒井だったこともあり、どちらが適しているかは今後見ないと現状では判断できないと思います。
◆9レアンドロダミアン vs 28アレクサンダーショルツ
元ブラジル代表と元デンマーク代表のハイレベルなマッチアップでした。
どちらが優れていたという明確は判断は難しいですが、ショルツが抑えていたとは思います。
川崎は昨年来主力選手が抜けて得点力が落ちていますが、点が取れるかどうかは得点王でもあるダミアンが活躍するかどうかが重要になると考えます。
そういった意味で、ダミアンを抑えられるようなディフェンダーが相手にいると苦労するのではないか、と思わされた試合でした。
以上になります。