言葉に残すことが苦手
私は常に考えている。
話しながら、一人でぼんやりしながら、本を読みながら。
同じ内容でもその時次第で答えが変わる。
前回こうだったからというのは私の中には蓄積されない。
似たような事例でも毎回その都度、考え直している。
なんて効率の悪いと思うけど、それが私だ。
目の前のことに向き合うのはきっと得意。
でも形に残すのは苦手。
覚えていなかったり、言うことが変わってしまっていたりするから。
一貫性がないだとか、嘘だとか、昔と比べて言われると難しい顔になってしまう。
昔は私がそう言ってしまう側の人間だったのに、自分でちょっと驚いてしまうけど。
考えを貫いたり、真理と思えるものを見付けることより、「今」のベストを見付けることが私にとって大切になって。
だからこうして文章という形へ残すことに、本当は抵抗がある。
偉そうにこうではないかと書きながらも自信はない。
また変わるかもしれないし。
けどその変化を見つめるのもきっと面白い。
今は独りよがりの、ただの吐き出し場だけど。
継続して続けるうちに、文章を書くことにも慣れるのかな。