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ペアリングで広がっていくお酒の可能性【ワタシのSAKEライフ・休日課長】

こんにちは、KURAND公式note編集部です。

「毎日のくらしにお酒の新しい体験を。」をテーマに、実際に「クランド」を利用したことのある有名人にお酒の楽しみ方や価値観をうかがう連載「ワタシのSAKEライフ」。

今回は「ゲスの極み乙女」 「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」のメンバーであり、ミュージシャン・ベーシストの休日課長さんにお話しをお伺いしました。

お酒にハマったきっかけは「ベルギービール」

「ゲスの極み乙女」 「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」──複数のバンドのベースメンバーとして活動するほか、2020年11月には初のレシピ本『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』を発売するなど、マルチな才能を発揮されている休日課長さん。

「バーなどで飲むことが多い」と語る休日課長さんがお酒にハマり始めたのは大学生時代。先輩に連れて行ってもらったバーで飲んだベルギービールがきっかけだった、と言います。

「そのバーで、ベルギーの歴史あるトラピストビールを飲んだんです。飲んだ瞬間に『こんなに美味しいビールがあるんだ』と衝撃を覚えました。そこから少しずつビールにハマっていきましたね」

大学生時代、ビアバーがブームになったこともあり、ビアバーには週1で通うようになり、そこでビールの味を覚えていったとのこと。地方に行く前には、東京で行きつけのビアバーのマスターに「オススメのビアバーってどこですか?」と聞くようにしていたそうです。

「外で凝ったビールや珍しいビールを飲む機会も多いので、自宅でもネットなどで凝ったビールや珍しいビールを購入して飲むようにしています」

自宅で飲むのは「特別な日だけ」とのことで、仕事がひと段落したタイミングなどにビールを飲むそうです。「あとは『今日この映画を観よう』と思ったときなどに飲むようにしています」と休日課長さんは言います。

レコードバーで味わうウイスキーの水割り

少し前まではバーでビールを飲むことが多かった休日課長さんですが、最近ハマっているのは「ウイスキーの水割り」。「外でしか味わえないお酒」と言います。

「今までウイスキーの水割りはあまり好きではなかったのですが、バーで美味しい水割りを飲んだときに『これが一番好きだ』と思ったんです。アルコールの度数も自分好みだったこともあり、ハマりましたね。あと、本当に美味しい水割りはを私は作れないので、バーに行ったときはもっぱらウイスキーの水割りを飲んでますね」

休日課長さんは「レコードバーに行くのが好き」とのことで、そこではナッツやドライフルーツなどのおつまみを片手にウイスキーの水割りをゆっくり飲みながら、レコードを聞いているそうです。休日課長さんにとっては、重要なリフレッシュの時間となっています。

おじからのプレゼントで飲んだ「理系兄弟」

ビールやウイスキーを飲む機会が多い休日課長さんですが、おじからのプレゼントをきっかけにクランドの人気商品の日本酒「理系兄弟」を手にします。

「『ゲスの極み乙女』が結成から10周年ということで、年明けにおじがプレゼントをくれたんです。それが『理系兄弟』でした。自分は理系の大学院に通い、就職先は電機メーカーと理系の人間でもあるので、『なんか、理生(まさお、休日課長の本名)っぽいので買ってみた』と。パッケージを見ただけで、めちゃくちゃ気になりましたね」

「それでラベルの裏の説明を読んだら、『日本酒づくりにはたくさんの変数があり〜』と書かれていて。自分と同じ気質の人がつくったんだな、と思いました。なんか理系ゴコロをくすぐるような説明がいろいろ書かれていたので、興味を惹かれながら飲みました」

「理系兄弟」は久々に自宅で味わった日本酒だったそうですが、休日課長さんは「香りと味の広がり方が独特で驚いた」と言います。

「甘口、辛口という説明だけでは情報が足りない感じと言いますか、広がり方が独特で余韻も長く、驚きました。また、つくった人のことをイメージしながら日本酒を飲むという体験自体が初めてだったので、そういう面白さもありましたね」

休日課長さんがおすすめする「2つの日本酒の楽しみ方」

「日本酒をどんな風に楽しんでみたいですか?」──そんな質問を休日課長さんに投げかけてみると、いろんな楽しみ方の提案がありました。

そのうちのひとつが「ペアリング」です。

バンドのライブ活動などで地方に行く機会も多い休日課長さん。コロナ禍を機に、地方の美味しいお店が通販を始めているそうで、「よくお取り寄せをする」と言います。

「お取り寄せをすると、自分の中では特別な食事になる。そういうときはお酒を飲みたくなりますね。例えば、九州のお取り寄せグルメと東北地方の日本酒を合わせる、というのは、お店ではできない楽しみ方。自宅だからこそできると思うんです。全く異なる地方の食材とお酒を合わせてみる、というのも楽しみ方のひとつになっています」

お取り寄せ以外にも、自分でも料理をし、ペアリングを楽しんでいる休日課長さん。最近作った料理の中で、「美味しかった」と思うメニューも聞いてみました。

「小麦粉をまぶして揚げた鰆に、お酢とごま油、醤油を入れて甘酢っぽくしたものをかけてネギを散らした料理はめちゃくちゃ美味しかったですね。お酒にも合います。あとは、ネギの青い部分を切り、それをオリーブオイルに入れて火にかけるのをよくやっています。ネギ油をつくる感じです」

「それは何に合わせても美味しい。ご飯にかけてもいいし、キノコ類と一緒に炒めてもいい。このメニューは商品化したいくらい鉄板のメニューになっています」

2つめの楽しみ方が「贈り物」です。

クランドで販売されている日本酒の多くは、独特なパッケージのものも多く、さらには生産されるまでのストーリーも掲載されています。

「何となく『美味しい日本酒です』と言ってプレゼントされるより、『何これ』となった方が掴みがあって良いと思うんです。そういう意味ではクランドの日本酒は良いですよね」

「例えば、『松岡専務』を専務の人にプレゼントしたり、『落花生男爵』を千葉県出身の人にプレゼントしたり。そういう選び方ができるのは面白くていいですよね」

最後にクランドをどんな人におすすめしたいか。こんな質問を投げかけてみると、休日課長さんから、こんな答えが返ってきました。

プレゼントに困っている人にはぴったりだと思います。あとは、ひとりで自宅にいる時間が多めの人には、自分へのご褒美ととしておすすめしたいです」

「自分へのご褒美をしたことがない人は1回クランドでお酒を買って、飲んでみてほしいですね。やっぱり、そういう時間は大切だと思うので。あとは食べるのが好きな人ですかね。お酒と一緒にご飯を食べるとご飯とお酒、両方の楽しみ方の可能性が広がると思います」


休日課長さん

ベーシスト。
1987年2月20日生まれ。
「ゲスの極み乙女」「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」4つのバンドを中心に活動している。
”食”関係の活動も行なっており、20年に著書「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」(マガジンハウス)を出版、21年に同書が原案本としてドラマ化された。