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【チョコチョコばなし Vol.1】ショコラ練切「二一四」2023年Ver.


チョコについて語りたい。
舌が肥えている訳ではない、ごく普通の味覚しか持ち合わせていない私だが、大好きなチョコについて「ちょこちょこ」っと語りたい。
そんな想いで綴っていくコーナーです。
このチョコ気になるぅー!って思ってもらえると嬉しい限りです。


さて、記念すべき第1回目。
チョコについて語りたいと言っておきながら
いきなりの変わり種、ショコラ練切。
そう、その名のとおり和菓子である。
和菓子でチョコが語れるのか?
と疑いたくなる気持ちも分かりますが
最後までお読みいただければ
納得がいくのではないかと。
(私の文章力が試される時…!!)
そして、こちらを第1回に選んだのは
バレンタインシーズンの
今しか出会えない代物だからである。
早く紹介しなくちゃ!という
謎の使命感に駆られている為だ。

…とまぁ、前置きはこの辺にしておいて。
本題へ参ります。

今回ご紹介するのは
岡山県岡山市にある 今八ふたわ さんのショコラ練切「二一四」。
チョコレート味の練切の中には
細かく砕いたチョコレートが混ぜ込まれた白あんが包まれている。

コロンとしていて可愛らしい♡
容赦なくド真ん中を黒文字でススス〜っと(笑)
断面から伝わるチョコのつぶつぶ感◎

満足のいく写真を撮り終えたところで
早速ひとくち、、、
ふわんっっ!と口の中いっぱいに広がるカカオの香り。
あんことチョコレートが凄くマッチしていて、
初めて出会う美味しさに一瞬で魅了されていく。
はわわわわ!なんだコレ!?
和菓子なのにこんなに香りが広がるの?

というのも、
使われているチョコレートにちょっとした秘密があるようで。
それは、これまた岡山にある
ビーントゥーバーチョコレート専門店
@alfer(アルファー)さんの
チョコレートを使用しているということだ。

※ビーントゥーバー(Bean To Bar)とは…
 カカオ豆の焙煎から、
 チョコレートになるまでの製造を
 一貫して行う手法のこと。

@alferさんのチョコレートの特徴は
何と言っても香りの高さにある。
お店に入った瞬間から漂ってくるカカオの香りには
誰もが魅了されることだろう。
『最高のチョコレート』となるように
カカオ豆の皮と胚芽を
一粒ずつ丁寧に手作業で処理を行い、
一切の雑味を取り除いているそうだ。
店主さんのチョコレート愛を感じずにはいられない。
そんな香り高い『最高のチョコレート』を
ふんだんに使用しているのが
このショコラ練切なのである。


ひとくちめは驚きもあって
少々興奮気味になってしまったが
冷静さを取り戻してふたくちめ。
柔らかいあんの食感の中に
砕かれたチョコレートの食感も
しっかり楽しめることに気づく。
ふと、外側の練切と中身のあんの味が
それぞれどう違うのかが気になり
別々で食してみた。
外側は甘めのチョコ風味のあんこだが、
中身はカカオの香りは高いが
あまり甘さが感じられないチョコと白あんになっていた。
なるほど、この2つが合わさって
ちょうど良い甘さとこの風味が
実現しているのですな。
この味に辿り着くまでの努力は
如何なるものだったのだろうか…
などと思いを巡らせながら
最後までこの味を楽しんだ。

ちなみに、
タイトルに「2023年Ver.」と記しているのは
昨年、2022年のショコラ練切とは
全くの別物になっているからだ。
2022年は中身がオレンジのあんのショコラ練切で
チョコとオレンジの相性の良さが
十分に引き出されていた練切であったが
正直、今回のショコラ練切に出会ってしまったら
これを超えるショコラ練切を生み出すのは
至難の業ではないかと思う。
それほど2023年のショコラ練切は
素晴らしいものであったし
新たなチョコレートのカタチを
見いだしてくれたと感じている。
来年も是非このショコラ練切でお願い致します!!!
(今八ふたわさんに伝われ!!)

最後の最後に、、
「二一四」というネーミングセンスも
お気に入りポイントである、
ということをお伝えしたところで
第1回目を終了したいと存じます。

「二一四」是非ご賞味あれ


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