どれだけ汚いかを数値化する 【価値を数字で判断する方法】
以前、マイホームを購入するために、たくさんの土地や物件を見てまわりました。不動産に詳しい知人にアドバイスをもらいながら、中古物件も視野に入れて探していました。
中古物件では外壁の汚れ、サビや壊れているところなどが顕著に現れてきますが、物件の劣化を考慮した販売価格の判断が全くわかりませんでした。
その時、知人から「どれだけ汚いかを数値化するといいよ」とアドバイスをもらいました。
具体的にいうと、例えばドアがボロボロの場合、これを修理して元のクオリティに戻す場合、いくらかかるのかを計算します。修理に5万円かかるとすれば、「5万円分ボロボロ」ということがわかります。
他の部分も元のクオリティにするにはいくらかかるかを計算し、周辺地域の物件相場と比較すると、検討している物件の価値をある程度判断することができます。
見た目だけの直感だけではなく、どれだけ汚いかを数値化して価値を判断することが大切だと学びました。
ここで学んだのは汚れの数値化でしたが、この考えは色々と他にも応用ができると思います。