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「見たものを、好きなように、ただ撮ればいい」
ワタナベアニさんの著者『カメラは、撮る人を写しているんだ。』に次のことが書かれていました。
写真を撮るためには何が大切なのでしょうか。
「見たものを、好きなように、ただ撮ればいい」
園児レベルの言葉に聞こえると思いますが、いくらテクノロジーが進化しようともこれが写真の本質であることは間違いありません。
これは冒頭の「はじめに」に書かれていた文章で、シンプルだけど私にはズシンと刺さりました。
この本は撮影テクニックよりも写真に対する考え方や本質について書かれていて、写真撮影初心者のカズトとプロカメラマンのロバートの会話形式なので、とても楽しく読むことができました。
(以前に読んだ水野敬也さんの著書『夢をかなえるゾウ』と似た雰囲気でした)
写真に対する考え方など、私の引き出しになかったものがたくさん学べましたが、やはり最初に紹介した「見たものを、好きなように、ただ撮ればいい」 という言葉が一番印象に残っています。
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今後は「見たものを、好きなように、ただ撮ればいい」の言葉を忘れずに写真を撮りたいと思います。