活字の本を読むようになったきっかけ
活字の本をしっかり読むようになって10年以上になるけれど、読み始めたきっかけはひとつの漫画だった。
当時、30歳を過ぎたくらいだったと思うけど、何気なくお金について勉強しなきゃなと思っていた。
でも、本屋に置いてあるお金関係の本は活字ばかりで難しそうなので、「漫画で学べないかな?」と安易な考えで本を探していた。
その日は自分が求めている本は見つからなかったけど、後日、図書館に借りていたCDを返却しに行った際、本棚に並んでいる本を眺めていたら、『誰も教えてくれないお金の話 / うだひろえ (著), 泉正人 (監修)』という可愛らしい表紙のお金の漫画があった。
少しページをめくってみて、活字よりも絵が多くて読みやすかったため、その本を借りて家で読んだ。
お金に対して誰もが持つ不安を、一つ一つ正しい知識を身に付けて改善していくストーリーでとても読みやすかった。
所々に活字での説明があり、活字説明の割合が全体の4分の1くらいだったので、活字嫌いの私でも読み進めることができた。
この本は想像以上に内容が面白く、かつ知識も増えて、心底満足した。
そして、自分の活字嫌いも少しは和らぎ、色んな本に対して興味が湧くようになった。
活字の本を読むのが苦手と思っていたら、興味がある分野の漫画(漫画+少しの活字)から始めてみるのが、すんなり入れるコツだと思う。
今は内容が堅いビジネス書などが漫画でたくさん出版されているので、好きなジャンルの漫画から始めるのがおすすめだ。