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アンリ・カルティエ=ブレッソン『見ることからすべてがはじまる』から学ぶ、最大限のものを成し遂げる方法

アンリ・カルティエ=ブレッソンの1951年から1998年までのインタビューをまとめた見ることからすべてがはじまるを読みました。

偉大な写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真や撮影に対する考え方、方法、機材など、数々のインタビューがまとめられています。

その中でも特にビビッときたのが次の言葉。

重要なのは、最大限のものを成し遂げるためには、非常に限られた手段を用いなければいけないということです。それが理由で私は、ひとつのカメラとひとつのレンズしか持ち歩きません。最大限のものを得るためには、手段を減らさなければいけないのです。

アンリ・カルティエ=ブレッソン,見ることからすべてがはじまる,読書人,2021年,p121

良い写真を撮るために、あえて手段を減らすことが重要ということですね。

私は過去にカメラ3台、単焦点レンズ3つを持ち歩いて、撮りたいものによって使い分けて撮影していたことがありました。

しかし、、、重いんですよね。フットワークが重くなって、撮影になかなか集中できない。複数の機材があると、準備にも時間がかかります。

そんなことを思い返していると、アンリ・カルティエ=ブレッソンの「ひとつのカメラ、ひとつのレンズ」という言葉がグサリと刺さります。

いやー、本を読んで良かった。

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