『怖い映画』を部屋で観たいけど、やっぱり怖い! そんな時の解決方法
私はサスペンス、スリラー、ミステリー、ホラーなど、怖い映画に興味があります。不可思議なことや謎めいたことに何故か好奇心が湧いてしまうのです。そして同時に、かなりの怖がりでもあります。
怖い映画に興味はあるけど、怖がりでなかなか映画を観れない、という正反対の状況のせいで、いつも部屋で怖い映画を観るのを見送っていました。
しかし、そんな状況にもひとつだけ解決方法がありました。それは「朝に怖い映画を観る」という方法です。
何故、怖い映画を観たいのに見送ってしまうのか。その原因を紐解いていくと、これまで部屋で映画を観る時間帯が夜だったことが原因でした。部屋で映画を観るときは夜(寝る前)というのが私の基本だったため、怖い映画も夜に観るものと勝手に思い込んでいました。
怖い映画を夜に観ると、夜の暗さも加わって怖さもより増します。ただでさえ怖がりなのに、夜の演出効果でさらに怖くなると思うと、「そりゃあ、怖すぎるよね」と観るのをためらってしまうのも当然です。
それならば「夜」を「朝」に変えてみたらどうか、ということで朝早くに怖い映画を観たところ、これがとても良い!周りが朝陽で明るいため怖さの演出は和らぎ、観終わった後の怖さの余韻も同じく和らぎます。
怖がりの私はなるべく朝6時から観出して、2時間の映画であれば8時に観終わり、怖さを朝陽で和らげるということをしていました。
怖い映画ファンからすると「なんだそれっ、怖さが台無しじゃないか」と猛ツッコミを入れられそうですが、他人は他人、自分は自分と割り切って、自分なりの楽しみ方を突き詰めた結果が、この朝に観るという方法です。
怖がりだけど怖い映画が観たい、という人の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、私がこれまで観た怖い映画の中でいちばん好きなのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の1960年の映画『サイコ』です。
ドキドキハラハラする演出や恐怖心を高める音響、そしてラストの「えーっ、そうだったのー!」と言ってしまう結末。映画に散りばめられた全ての要素が、私の好奇心を満たした映画です。