【お互い理解するルール】自分の言葉で伝える、相手の話を最後まで聞く大切さ
歯医者に行って、自分の言葉で伝えることの大切さと、相手の話を最後まで聞く大切さを実感したことがありました。
3ヶ月に1回、私は歯の定期検診で歯医者に通っています。前回通ったとき、銀歯が取れて穴が空いた状態の歯を、詰め物で塞いでもらいました。
帰宅してから何気なく舌で処置した歯を触ったら、その時の詰め物の影響なのか、少しザラザラした感覚がしました。おそらく自分の歯と詰め物の境界線が、ザラザラと感じたのかもしれません。次回の定期検診のときに歯医者の担当者にそのことを伝えて、必要であればザラザラした感触がなくなるように処置してもらおうと思いました。
3ヶ月経ち、定期検診の日が来ました。歯医者の処置席に座り、歯科衛生士さんから「気になるところはありますか」と聞かれました。私は前回のザラザラした感触のことを伝えようと思い、「実は前回詰め物をしてもらった歯が、舌で触ると」と言ったとき、歯科衛生士さんが「引っかかりますか?」と被せて聞いてきました。
私はその時、ザラザラした感触と引っかかるというニュアンスは同じことだよねと思ってしまい、「はい、そうです」と答えて、気づいたら歯科医師の先生とバトンタッチしていて処置されました。
処置された後、舌で歯を触ってみました。自分の感覚としては表面を滑らかにというイメージでしたが、実際に舌で歯を触るとかなり削られた感じがして(ちょっとしか削ってないかもしれないけど)、微妙に違和感を感じました。
この出来事から、まずは自分の言葉で最後まで伝えることの大切さを実感しました。きちんと自分の言葉で「詰め物した歯の表面を舌で触るとザラザラした感じがします。実際の歯と詰め物の境界線がザラザラしてるのでしょうか」と伝えるべきだったのです。
また、聞く側としては、相手の話を遮らない、被せて話さず最後まで聞くことも大切だと感じました。話し手の意図が、聞き手の思い込みで打ち消される可能性があるためです。
自分の言葉で伝える、そして相手の話を最後まで聞くことは、お互い理解し合うための守るべきルールだと感じました。