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【想い続ける力】マイケル・J・フォックスのギターに憧れて欲しいと想い続けた話

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でギターを弾きまくるマイケル・J・フォックスを観て、「ギターをやってみたい」と思った人はきっと数多くいると思います。
私もその中のひとりです。

赤いギターを手にし、チャック・ベリーの名曲『ジョニー・B.グッド』を弾きまくるマイケル・J・フォックスの姿は、ギターはこうやって弾くんだという私のお手本になりました。

ちなみにこちらが本家チャック・ベリーの『ジョニー・B.グッド』。

また、赤いエレキギターもとても魅力的に見え、もしギターを手にすることがあれば必ずこの赤いギターだと心に決めていました。

映画でマイケル・J・フォックスが使用したギターは『Gibson ES-345』というギターですが、当時そこまで詳細に調べる能力がなく、バンド関連雑誌に載っていた同じようなギターを見つけて購入欲を高めていました。

そのとき知ったのが、後に購入する『Gibson ES-335』でした。

簡単に説明すると、Gibson ES-335は標準仕様のセミアコ(芯の部分は木が詰まっており、両端は空洞の構造のエレキギター)で、ES-345は335の上位版です。

月日が経ち、大学生になった私は楽器屋で運命の出会いをします。
ずっと求めていたES-335がそこには在りました。
(この場合、居ましたのほうが適切かな)

「これが求めていたギターなんだ」と長年の想いを噛み締めながら試し弾きをし、ボディから伝わる振動やきらびやかな音を感じながら購入に至りました。

ギターが欲しいと想い続けていたのは3〜4年ほど。

その間、ES-335のギターが載っている雑誌を毎日見たり、高校の美術の授業の絵の題材にして描いたり、とにかくあらゆることに自分が欲しいという印を残しながら想い続けていました。

最終的に手にすることができ、20年以上経った今でも弾き続けています。
想い続けていた分愛着があり、長く大切に使うこともできています。

想い続ける力って凄いですね。

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