アイデアは0(ゼロ)から生まれない|アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ
『アイデアのつくり方 / ジェームス W.ヤング(著)』を読んだとき、アイデアの作り方の根本を理解できて本当によかったと思いました。
そう思えたのは次の文を読んだからです。
『アイデアのつくり方』を読んだ経緯を少し振り返ってみようと思います。
当時バンド活動をしており、曲づくりに悩んでいました。自分の中から新しい曲のコード進行やメロディ、ギターのリフなど絞り出そうとしましたが、一向に良いアイデアは生まれませんでした。
自分の中からアイデアが全く生まれないため、「こうなったらプロのテクニックを学ぼう」と思い、沖野修也さんの著書『DJ選曲術 何を考えながらDJは曲を選びそしてつないでいるのか? 』を買って、何かヒントがないかと探し読みしていました。
読み進めていくうちに、アイデアの作り方という項目で、『アイデアのつくり方 / ジェームス W.ヤング(著)』を絶賛していました。この本を読んでから「煮詰まるということがまったくない」そうです。
こういった経緯から『アイデアのつくり方』を読んだのですが、先にも紹介した「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」ということを知り、「アイデアは0(ゼロ)から何も生まれないんだ。今あるものの組み合わせでアイデアは生まれるんだ」と知ることができました。
他にもアイデア作成の5つの過程など、アイデアを作る上で重要なことが書かれていますが、私にとっては「既存の要素の新しい組み合わせ」ということを知れただけで本当に感謝でいっぱいです。
アイデア出しに悩んでいる人、アイデア出しが煮詰まっている人にぜひ読んでほしい本です。