僕ヤバ@Karte14考察

桜井のりお先生の呟き!!

市川京太郎の恋。

まさに僕の心のヤバいやつにおける一つの節目。
この回は実の所、切ない話になっているのではないかと思われる。

小林と山田について

Karte14は山田と小林の会話がメインとなっている。小林の山田のバスケ発言に対する当たりが強い

ゴール下でディフェンス。あまり走り回るなと言っているか。絶対邪魔、とまで言うことからオフェンスするな、という釘刺しと読める。
山田はバスケがあまりうまくはない?

「私一応バスケ部なんだよ?」→「全然来てねーだろ」

若干拗ねる山田に対して、小林は声を張り上げる。小林もバスケ部とみていいだろう

このファクトから予想できるパターンはいくつかあるが、気になるポイントとしては、やはり山田は高身長小林は低身長というところ。
通常、バスケは高身長が歓迎されるものなので、山田が勧誘されて入ったのではないかと推察する(小林がバスケ好きとか、別の子もいるとかなら別)。少なくとも一緒の部活で遊ぼうとしていたと思われるのだが、小林の発言からして山田は来ていない

「個人的にジョギングでもしてくれ」「あと脂肪なんてないだろ」も、いつもの惚気の陰に"山田とバスケしたくない"にも感じてしまう。
顔が見えないので、深読みな感はあるが……。わだかまりがありそう。

市川について

市川は自身の内面を詳らかにしようとしている。市川はこの回で自分の気持ちにきちんと向き合っている。

Karte1では山田は憎しみの象徴だった。このファーストインプレッションは非常に強烈で、市川の思考は"山田を殺すためにコンタクトしている"に近い。
"隙はたくさんあるはずだ"という言葉はKarte1は市川なりの本心を引きずっているように見える。

だが、そう言った思考とは別に自分の行動が全然違うことへの苛立ちを感じている。

間違っているんだ

市川はそう評した。ボールをぶつけられて苛立つシーン、山田にボールを投げつけられない自分。まさに市川の悩みそのものである状況が発生する。

市川は確かめようとは言わないが、この問題から逃げなかった。曖昧にはしなかった。

山田と市川について

まだ二人の接点は弱い。イベント等の状況任せでここにくるまで半年以上かかった。
だが、山田はボールがぶつかった市川が投げ返してくれる時、笑顔だ。

市川の苛立ちなど露知らず、市川を見て明るい顔になる山田は、市川がボールを強く投げ返す可能性は微塵も頭にないだろう

この時すでに、山田は市川を結構信頼しているものと思われる。

そして

事件が起きた。山田が市川を見た事で、山田が怪我をしてしまう
誰よりも早く大きな動作で駆け寄る小林だが怪我は尋常ではなく……。

この事件は山田と小林のバスケ部の繋がりを断つ。山田が退部させられるからだ(Karte31にも言及あり)。

市川が山田の心に入り込んだ事で、山田と小林の関係を一つ裂いた

そして市川の殺人願望までとはいかないが、望み通り山田に手酷い事件が起きた。ある種、山田の将来を殺しかねない事件。

だが、市川の頭にはザマを見ろなどとは一切過ぎらない。この時の市川の心音は黒色。パイセンが彼氏と勘違いしたときもそう。山田に対しては白抜きが圧倒的に多い。

市川は真っ白になり、恐怖に駆られたのだろう。

市川は走った。

僕は何もできない

タイトル。当然付き添いに選ばれたのは小林だ。市川は行動した。だが、山田と市川の間には何の関係もない。隠れて見守ることしかできない。

……実の所小林も似たようなもので、心配そうにするものの山田に追い払われてしまう。言葉通り泣いてしまう自分が恥ずかしかったからだろう。
とはいえ小林は親友なのでカバンを任せてもらえる。

明日は…

市川はちゃんと察した。何故山田が涙するのかに触れて、ようやく自分の気持ちに気が付いた。

ああ 僕は山田が好きなんだ

山田の涙に泣いた市川。ここで何故市川が自分の気持ちに気が付いたかは、おそらくKarte15がアンサー。

あなた子供みたく泣くね

子供のような泣き方の山田(柱のアオリも小3)。わざわざここで言及されるたのはKarte15のヒキではなかろうか。Karte15で述べる。

ゲス野郎〜〜 今日こそ殺す!!!

これは流石にデリカシーが……。とはいえ、可愛らしいオチに繋がったのでよし。

なお、珍しく正気の市川が立ち上がったシーン。

まとめ

この回ヤバい。言葉が出ない。

今回の報告は以上です。

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藤野良人(くらもりさん)
好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ