深刻になるな、 真剣になれ。
スウェーデン・セデーテイェ出身の元プロテニス選手であるビヨン・ボルグや松岡修造さんの言葉です。
真剣と深刻は似ているけれど、ニュアンスが異なります。
「真剣」とは
①本物の刀剣。木刀や竹刀 (しない) に対していう。
②まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。
「深刻」とは
①事態が容易ならないところまできていること。また、そのさま。
②容易ならない事態と受けとめて、深く思いわずらうこと。また、そのさま。
③考え・表現などが深いところにまで達していて重々しいこと。また、そのさま。
④無慈悲で厳しいこと。むごいこと。また、そのさま。過酷。
「真剣」は物事に対して本気で一生懸命に取り組む姿勢のことを指すように思います。
一方で、「深刻」は物事に対しての受け取り方や物事の状態がネガティブなことを指すようです。
松岡修造さんはもともととてもネガティブな性格だったそうですが、メンタルトレーニングをすることでポジティブに考えられるようになったそうです。
世の中には自分のコントロールできるものとできないものがあり、コントロールできないものにまで深刻にとらえ、心を囚われていると、人生も楽しくなりません。さらに、行動をしないことには何も変わっていかないのですが、深刻さは気を滅入らせて、消極的になり、行動を起こすこともできなくなってしまいます。
真剣に物事を考えるのはいいが、決してネガティブな気持ちになり深刻にならないことが大事ですね。
何を隠そう私が、何でもかんでも深刻に考えてしまって、身動きがとれなくなっています。笑
この言葉は、本当に心に刺さりました。心に留めておきたい言葉なので、今回、noteにも残しておきました。
それでは。